光岡「“新”2ドアスポーツカー」公開に反響多数! 「素晴らしい!」「ロマンの塊」 全長4.6m“匠”手作り「ファイナルヒミコ」登場! 長い“鼻”×旧車顔「特別モデル」製作の様子を公開
光岡自動車が公式SNSで公開した、2シーターオープンカー「ヒミコ」の最終生産モデル「ファイナルヒミコ」の製作の様子について、SNSなどにはさまざまなコメントが寄せられています。
最後の手作り「ロードスター」 製作の様子に関心
光岡自動車(以下ミツオカ)は2025年6月12日、公式SNSで2シーターオープンカー「ヒミコ」の最終生産モデル「Final Himiko(ファイナルヒミコ)」の製作の様子を公開しました。
SNSにはさまざまな反響が寄せられています。

ヒミコはマツダのオープンスポーツカー「ロードスター」をベースとしたカスタムカーです。2008年12月に登場しました。
ロードスターの持つ軽快でハンドリングに優れたボディに職人が手を加え、ハンドメイドでクラシックカー風のデザインをあしらいました。
ヒミコの現行型は2代目で、2018年2月に登場。現行の4代目ロードスター(ND型)をベース車種に用いたことで、さらなる走行性能の向上や高剛性化、「SKYACTIV」テクノロジーによる低燃費化と走りの楽しさの向上を図っています。
ボディサイズは全長4580mm×全幅1740mm×全高1235mm。初代よりもフロントオーバーハングは140mm延長、リアオーバーハングは15mm短縮しつつ、全幅は10mm拡大、全高は20mm低くすることで、さらにスタイリッシュに進化しました。
またベース車よりもホイールベースを延長したことで、重量配分は48:52と優れたものになったほか、空気抵抗の低減をもたらすパーツを採用し、安定した走行を可能としています。
内装はロードスターのデザインに、ミツオカ独自のクラフトマンシップを融合。オリジナルのカラーバリエーションや専用のレザーシートを備え、ほかとは異なるミツオカならではの特別感を演出しています。
パワートレインはロードスターと同一で、132馬力・152Nmを発生する1.5リッター自然吸気エンジンに6速ATもしくは6速MTを組み合わせ、駆動方式はFRです。
これまでにヒミコは新色の設定などが行われてきましたが、2025年3月13日、ヒミコとしては最終モデルとなるファイナルヒミコを発表・発売しました。
ファイナルヒミコは、良質な中古車をベースに新品パーツを装着し、新車と同じ製造ラインで仕上げる「メイクアップモデル」。ベース車両の年式や走行距離によって価格が異なっています。10台のみの設定です。
ベース車は、2022年2月から2023年7月に初度登録された個体に限定され、走行距離は約3000kmから約1万3000kmです。トランスミッションは6速ATです。
ボディカラーは「サーフブルー」「パッションレッド」「ナイトブルーメタリック」「ミモザイエローパールメタリック」「ミッドナイトパープル」「アッシュ」「GTシルバー」「サーモテクトライムグリーン」「ソフトベージュメタリック」「フォレストカーキメタリック」を10台それぞれに採用し、すべてが異なる仕様となっています。
さらに、専用フロントフェンダーエンブレムとカラードドアアッパートリム(ボディ同色)が装着され、通常のヒミコとの違いも引き立てています。
新ファイナルヒミコの価格(消費税込)は678万円から708万円までとなっています。
ミツオカは公式SNSでファイナルヒミコの製作の様子を公開しており、新品パーツが装着されて新車のように蘇ったヒミコを披露しました。
SNSではそんなファイナルヒミコに対し、「素晴らしい!」「ロマンの塊だ」など、手作りならではのこだわりに関心が寄せられています。
また、「カッコイイ!」「これ欲しいかも」「実車見てみたい!」など、デザインを評価する人が多いようで、「実車見てみたい!」というコメントもありました。
いっぽうで「これで終わっちゃうのかな?」「改良モデルは出ないっぽい…」と、べースのロードスターが2023年に、走行性能の強化や先進機能のアップデートを図ったマイナーチェンジモデルをデビューさせていることから、続編を期待する人もいるようです。
現在のところはこの10台の製作をもって、ヒミコの生産は終了すると見られ、今後についてはミツオカからのアナウンスはありませんが、反響次第では実現する可能性もあり、今後の動向に注目です。
































