スピード超過で「赤く光った!」実は「オービス」じゃない!? よく似た「意外すぎる機械」の正体は ビクビクしても「出頭命令」来ない…「紛らわしいシステム」が怖すぎる!

Nシステムなのに「赤く光った!」なぜそうなる?

 そんなNシステムですが、ネット上などでは、オービスのように「赤く光った」「多分Nシステムだと思うけど…赤く光った気がする。オービスだったら終わり」という声が見られます。

「オービス」か!? 実は無関係な機械の場合も
「オービス」か!? 実は無関係な機械の場合も

 先述のように、赤外線ライトは全く目に見えませんが、赤く光ったとはどういうことなのでしょうか。

 前述のOBは「ライト部分に何か別の光が反射したのかもしれません」と話します。

「もちろんそういった反射光はオービスのフラッシュとは比べ物にならない弱さですが、『オービスだったかもしれない』という心理状態だと、『ピカッと光った』ように感じるのかもしれませんね。速度に十分気を配っていれば、ビクビクする必要はありません」(同OB)

 では、実際に「オービス」なのか「Nシステム」なのか判定する方法はあるのでしょうか。

 最大の違いは、オービスが設置されている場合、原則として手前に「この先速度取締中」や「自動速度取締機設置区間」などの警告看板が掲示されていることです。この看板のすぐ先にあるのはオービスだと思っていいでしょう。

 またフラッシュ部分(ストロボ)も、「ピカッ」と光らせるため大きな機器になっています。カメラの隣に、大きく口を開けた箱のようなものがあれば、フラッシュの可能性があります。

 なお、近年は「可搬式オービス」も普及しています。警察官が手で運んで路側に置くもので、場所もタイミングもまさに「神出鬼没」で、赤色や白色の光がピカッと光れば、すでに違反を取られたということになるので、スピードの出し過ぎには注意しましょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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