新型「“3人乗り”スポーツクーペ」登場に反響殺到! 「美しすぎ」「欲しい」 全長4.2m「流麗デザイン」にリア駆動を採用! 「ヤマハの技術」搭載のケータハム「プロジェクトV」が話題に
ケータハムがまもなく投入する新型「プロジェクトV」について、SNSなどにはさまざまなコメントが投稿されています。
新時代の「ケータハム」
英国のスポーツカーメーカー、ケータハムといえば「セブン」に代表される小型の軽量オープンスポーツカーを展開していることで有名です。
そんなケータハムですが、2025年から26年にかけ、新たなスポーツカー「プロジェクトV」が投入される予定です。SNSでも期待の声が多数寄せられています。
![ケータハム「プロジェクトV」[オートモビルカウンシル2025展示車両]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/05/20250521_caterham_projectV_000.jpg?v=1747822867)
新型プロジェクトVは2023年7月、英国グッドウッドでモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で世界初公開されました。
2023年に設立50周年を迎えたケータハムを記念するモデルとして、市販を前提としたEVコンセプトカーとして披露されました。
デザインを担当したのは、ケータハム・セブンも所有するほどのクルマ好きフランス人デザイナー、アンソニー・ジャナレリ氏です。
エクステリアは、シンプルかつミニマム。従来のセブン同様、軽量でドライビングの楽しさを引き出すことを追求したデザインとなっています。ロアグリルや盛り上がった前後フェンダーなどは、セブンとも共通性を感じます。
一方、ブラックアンダースポイラーや楕円形テールなどは新しいデザインで、新旧のデザインを融合させた全く新しいモデルに仕上がっています。
インテリアはドライバー中心に設計され、スエード調素材やダブルステッチを施すなど、英国ブランドらしいクラフトマンシップを感じられます。
メインメーターやインフォテインメントシステムなどは最新のディスプレイ式ですが、表示デザインはアナログ計器風とするなど、懐かしさを感じられるようになっています。
シートレイアウトが前席2人・後席1人の3人乗りを基本とする特殊なスタイルで、オプションで後席2人乗り仕様も設定。
ボディサイズは全長4255mm×全幅1893mm×全高1226mm、ホイールベースは2581mm。
シャシはカーボンファイバーとアルミニウムの複合素材を採用したことで、車体重量はわずか1190kg(目標値・DIN)未満に抑えられています。
パワーユニットはリアアクスルに200kW(272馬力)のシングルモーターを搭載する後輪駆動。55kWhの大容量高性能リチウムイオン電池を組み合わせ、0-62mph(約100km/h)加速は4.5秒未満、最高速度(推定)は143mph(約230km/h)をマークします。
モーターユニットはヤマハが開発を担当し、運動制御もヤマハの技術・知見が活用されています。
サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン式で、ブレーキも大型キャリパーを備えるなど、激しいスポーツ走行にも耐えることが可能なセッティングです。
一方、航続可能距離は249マイル(約400km・WLTPモード)としており、単なるハイパワーモデルというだけでなく、実用的な部分も両立させていることがポイントです。
最新の電子制御によって3つのドライブモード選択を用意し、スポーツ走行に特化した「スプリント」のほか、「スポーツ」や「ノーマル」など、日常使いにも配慮しました。
価格は8万ポンド(発表当初レートで約1452万円)以下を目指すとしており、詳細は投入予定が近づくにつれて明らかにされるとみられます。
さて、日本においては2024年1月開催の「東京オートサロン2024」で初公開されたあと、さまざまなイベントに登場。直近では2025年4月に開催の「オートモビルカウンシル2025」でも姿を現しました。
開発はヤマハの協業のもと日本国内で行われ、順調に進んでいるようで、2026年初頭にはプロトタイプが披露される予定になっています。一部では、早ければ来春の「東京オートサロン2026」で発表されるという見方も広がっています。
SNSなどでも、「デザインが美しすぎる…」「セクシーだなぁ」とデザインを評価する人や、「EVだけどこれはいいね」「欲しい!」など、新たなEVスポーツカーの登場に期待を持つ人も多いようです。
プロジェクトVの今後の動向に注目が集まります。
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