新型「コンパクトSUV」がスゴイ! 全長3.8mの“ちょうどいいボディ”に「メーカー初の機能」採用! フラットな「めちゃ広ッ室内空間」で“大人2人寝られる”ヒョンデ「インスター」とは?
近年はコンパクトなクルマでもアウトドアライフに寄り添うモデルが登場しています。 そんな中、2025年4月にアウトドアに適した実用性を兼ねているコンパクトカーが発売されました。一体どのようなクルマでしょうか。
シートを倒せばタブルベッドサイズの室内空間が出現!
梅雨が明ければ、いよいよアウトドアの季節がやってきます。
【画像】超カッコいい! これが“めちゃ広ッ車内”の新型「超コンパクトSUV」です!(30枚以上)
アウトドアの相棒といえば、頑丈なSUVやキャンピングカーが定番ですが、近年はコンパクトなクルマでもアウトドアライフに寄り添うモデルが登場しています。
そんな中、2025年4月にアウトドアに適したパッケージを採用したコンパクトカーが発売されました。

それが、ヒョンデの「インスター」です。
インスターは、ヒョンデのグローバルEV戦略の中核として開発されたコンパクトEVです。
2024年6月の釜山モビリティショーで初公開された後、2025年4月には日本市場でも発売が開始されました。
ボディサイズは全長3830mm×全幅1610mm×全高1615mm、ホイールベース2580mmと、都市部や山道でも扱いやすいコンパクトなサイズ感で、長めのホイールベースにより、ゆとりある室内空間を実現しているのが特徴です。
外観は、丸型のLEDヘッドランプとピクセル調のデザインが織りなすモダンで堂々とした佇まいです。
特に、ホイールアーチに施された力強いアクセントが、SUVのような堅牢さを印象付けます。
ボディカラーは自然に映える深い色合いから鮮やかなトーンまで、全5色が設定されています。
インスターの最大の魅力は、車中泊やアウトドアに最適な内装です。
洗練された機能美を備えた室内には、10.25インチのデジタルクラスターディスプレイとタッチスクリーン式ナビゲーションが搭載され、旅の情報を明確かつ迅速に提供します。
4人乗り仕様のシートは後席の足元にゆとりがあり、長時間のドライブでも快適です。
荷室は通常時280リットル、後席スライドで最大351リットルに拡張可能。
後席を倒せばほぼフラットな空間が広がり、さらに前席も倒すと、室内長1920mm×幅1375mm×高さ1145mm-1205mmの広々とした空間が広がります。
キャンプ用の大型テントや長尺のアウトドア装備も楽に収納でき、ダブルベッド(一般的なマットレスサイズ:長さ1950mm×幅1400mm)に近いサイズであることから、マットを敷けば大人2人での車中泊も可能です。
グレードは「Casual」「Voyage」「Lounge」の3種類。
パワートレインはフロントモーターとリチウムイオン電池で構成され、Casualは71kW(約97馬力)・42kWhバッテリー、VoyageとLoungeは85kW(約115馬力)・49kWhバッテリーを搭載。WLTCモードでの航続距離は最大458km(49kWh仕様)で、遠方のキャンプ場へのロングドライブも安心です。
また、V2L(Vehicle to Load)機能により、車内外でランタンやポータブル電源、電気グリルなどのアウトドア機器に給電可能で、キャンプをより贅沢に彩ります。
AC200V普通充電とCHAdeMO急速充電にも対応し、旅先での充電も万全です。
安全装備も充実しており、前車追従機能と連動する回生ブレーキ「Autoモード」や、ヒョンデ初のペダル踏み間違いセーフティアシスト(PMSA)を搭載。
未舗装路や狭い林道でも確かな制御で安心感を提供します。
日本市場向けには、ヒョンデモビリティジャパンR&Dセンターが特別なチューニングを施しました。
電動パワーステアリングは低速域で重厚な操作感を強化し、キャンプ場での繊細なハンドリングを可能にします。
サスペンションは日本向けに調整されたばねとダンパーを採用し、未舗装路の振動を吸収しながら安定感を保ちます。
PMSAは急発進を抑制し、家族でのアウトドアでも安心感をもたらします。
なお、インスターの価格(消費税込み)は、284万9000円から357万5000円です。
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