ホンダの斬新「N-BOX“クーペ”」がスゴイ! まるで「スポーツカー!?」な軽ワゴンに大注目! “ひろびろ空間&スライドドア”捨ててスタイリッシュ極めた「スラッシュ」とは!

ホンダの人気車種「N-BOX」には、かつて「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」という派生車種が存在しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

ホンダ斬新「N-BOX“クーペ”」に大注目!

 ホンダの軽自動車「N-BOX」には、ボディ構造を大きく刷新した「N-BOXスラッシュ」という派生車種が存在しました。

 ユニークなデザインも相まって注目を集めたN-BOXスラッシュとは、一体どのようなクルマだったのでしょうか。

ホンダ斬新「N-BOX“クーペ”」に大注目!
ホンダ斬新「N-BOX“クーペ”」に大注目!

 N-BOXスラッシュが発売したのは2014年のこと。ホンダの軽自動車「Nシリーズ」における第5弾モデルとして登場しました。

 ベース車である初代N-BOXのルーフを大胆にカットし、ルーフを100mm低くしたうえで、リアに向かってルーフラインを下げるとともにウインドウラインを跳ね上げ、角ばったBOXスタイルでありながら「2ドアクーペ」のように見える凝ったデザインを採用。

 また、後部ドアは横開きの「スライド式」から一般的な「ヒンジ式」へと変わっており、リアドアのアウターハンドルをガラス側に配置することで、リアドアの存在感を消しているのも特徴的です。

 そんなN-BOXスラッシュはマイナーチェンジを挟みながら、ベースのN-BOXが2代目にフルモデルチェンジした後も継続販売され、2020年の販売終了まで約6年間にわたってラインナップされました。

 ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1670mm-1685mm、ホイールベースは2520mm。

 インテリアは、本格的な重低音・高音質サウンドを生み出す上級オーディオシステム「サウンドマッピングシステム」を採用しているのが特徴。室内でくつろいでいるときも自分の時間を存分に楽しめるクルマを目指して開発されたことが伝わります。

 インテリアのデザインも個性的で、内装色は「ブライトロッドスタイル(ベージュ)」「ストリートロッドスタイル(ブラック)」「ダイナースタイル(レッド&チェッカーフラッグ)」「グライドスタイル(ホワイト&ライトブルー)」「セッションスタイル(ブラウン&ブラック)」の5色から選択可能。

 ブライトロッドスタイルは、1950年から1960年代のアメリカ雑貨や家電をイメージしたデザインで、晴れやかなベージュにより、若々しく軽快な雰囲気を醸し出すとともに、古き良き時代の大らかな日常を表現したものです。

 ストリートロッドスタイルは、ホットロッドとも呼ばれるカスタムカーをイメージ。インナールーフまでブラックで統一した内装により、レーシーなコックピット感を強調するとともに、ベアメタル(金属むき出し)調のシルバー加飾を施し、コントラストを際立たせました。

 ダイナースタイルは、カリフォルニアの道路沿いにあるダイナーレストランをイメージして、赤を基調にチェッカーフラッグをあしらったカラーリング。ブースソファを思わせるシートなど、雰囲気を細部にわたって表現しています。

 グライドスタイルは、太陽の光が降り注ぐハワイの海岸線を、サーフ&ドライブするイメージで、空と海とビーチの砂、明るく爽やかな空気感を表現した内装色です。

 セッションスタイルは、古いジャズやブルースが演奏されるライブハウスをイメージ。長年使い込まれたギターやカウンター、革ソファなどの雰囲気をデザインに取り入れることで、渋く深みのある空間に仕上げました。

 N-BOXスラッシュのパワーユニットには、658ccの直列3気筒エンジンと、658ccの直列3気筒ターボエンジンの2種類を用意。

 前者は最高出力58馬力・最大トルク65Nmを、後者は最高出力64馬力・最大トルク104Nmを発揮します。

 2018年には、N-BOXスラッシュの特別仕様車「INDIE ROCK STYLE(インディロックスタイル)」が登場。同車は上級グレードである「G」および「L」をベースに、ブラックを基調とした加飾を施し、個性とファッション性の高さを際立たせたモデルです。

 特別な装備としては、フロントグリル、リアライセンスガーニッシュ、ビレット、シート、ステアリングガーニッシュ、ドアオーナメントパネル、インナードアハンドル、セレクトレバーボタン&シャフト、フロントスピーカーリングを黒色で統一。

 内装色もブラックのみとなっており、14インチスチールホイールとブラックディッシュホイールキャップを採用していました。

 車両価格(消費税込)は、通常モデルが132万円から195万円、インディロックスタイルが151万9560円から165万240円で販売されていました。

※ ※ ※

 N-BOXの派生車種として展開された、N-BOXスラッシュ。

 見どころはやはりユニークなチョップドルーフ風のスタイリングと豊富な内装色で、世界観に合わせて内装カラーを選べるのが非常に楽しいクルマです。

 中古車市場では現在32万円から175万円の範囲で多数の個体が出回っているので、気になった場合は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

【画像】超カッコいい! これがホンダ「N-BOXクーペ」です!(29枚)

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1件のコメント

  1. コマーシャルが、邪魔して、記事の写真が、ちっとも、見ることが出来ない!イラつきマス!何度も何度も、CM消しても、出てきて、挫折の、繰り返しで、腹が立ちマス!

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