スズキ「“次期”ハスラー」まもなく登場!? 2025年中に“実車公開”の可能性も? スゴい「新パワートレイン」搭載で「JMS」登場か
軽規格の「eWX」はグローバル展開も想定
eWXは国内だけでなく、海外展開も視野に入れたグローバル戦略モデルとして開発された側面もあります。
特にインド市場向けには、車体サイズの拡大や航続距離の延長といったローカライズも検討されているといいます。
![スズキ軽ワゴンEVコンセプト「eWX」[「JMS2023」参考出品モデル]のインテリア](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/04/202404_EVX_004.jpg?v=1712558119)
またeWXは、同時期に発表されたスズキの他EVコンセプトモデルとも共通のデザイン言語を採用しており、軽自動車から商用車までを網羅する電動化ポートフォリオの一端を担っています。
これはスズキの電動化戦略が単発的なものではなく、全方位的に展開されることを示す象徴的なモデルといえるでしょう。
eWXは、単なる未来の軽ワゴンではなく、「親しみやすさ」「使いやすさ」「先進性」を兼ね備えた新世代軽EVの具体的なビジョンです。
軽自動車ユーザーがEVへと自然に移行できるよう設計された思想は、EV市場の“敷居の高さ”を感じさせないアプローチであり、日本市場のみならずアジア新興国市場においても大きな可能性を秘めています。
ただしeWXが初披露されたときとは電動化の流れが変化しており、当初予想された急速なEVシフトにもブレーキがかかっている状況です。
今年2025年秋開催予定の「JMS2025」では、eWXの続報となるようなEVもしくはハイブリッドの軽コンセプトカー登場に期待ができます。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。
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