トヨタが「新型RAV4」世界初公開! 7年ぶり全面刷新で「何が変わった」? “大ヒット作”現行型からの進化ポイントとは 新基軸「3つのスタイル」と「アリーン」も採用

ユーザー志向の多様化に合わせた3つの「スタイル」とは

 デザイン面では、まず外装について、「Big Foot(大径タイヤを強調)」「Lift-up(高い走破性を想起)」「Utility(使いやすい荷室空間)」の3つの要素をもとに、「どこへでも行けそう」なRAV4らしさを表現したといいます。

新型「RAV4」にはユーザー志向の多様化に合わせた3つの「スタイル」が用意されます[左から「GR SPORT」「CORE(コア)」「ADVENTURE(アドベンチャー)」]
新型「RAV4」にはユーザー志向の多様化に合わせた3つの「スタイル」が用意されます[左から「GR SPORT」「CORE(コア)」「ADVENTURE(アドベンチャー)」]

 5代目RAV4では、力強いアクティブさと洗練を併せ持つ多角形の造形を大きな特徴としていましたが、新型RAV4ではその良さを継承しつつも、よりスッキリとした印象となりました。

 内装は、「アイランドアーキテクチャー」の考えをもとに、水平基調のインパネ回りにさまざまな機能を集約し、島(アイランド)のように一体的に配置するレイアウトデザインを取り入れました。

 加えて6代目新型RAV4では、ユーザーニーズの多様化にあわせた3つのスタイルを設定しています。

 具体的には、洗練されたデザインの「CORE(コア)」、無骨さを強調した「ADVENTURE(アドベンチャー)」、そして走りの楽しさを機能とともに表現した「GR SPORT」の3つです。

 ADVENTUREは5代目RAV4にも設定され、主力の人気グレードとなっていましたが、今回はさらに新たな世界観を広げることで、ユーザー層を拡大する狙いがあるとみられます。

 そして新型RAV4において大きな進化となるのが、知能化技術の導入です。

 トヨタ車としてはじめて、ソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene(アリーン)」を初採用し、「SDV(Software-Defined Vehicle:ソフトウェア定義車両)」量産の第一歩をスタートさせました。

 新世代マルチメディアや、最新の運転支援機能「Toyota Safety Sense」などに反映されたほか、ソフトウェアアップデートを通じて安全・安心技術の開発スピードを加速させていくとしています。

※ ※ ※

 新型RAV4の日本での発売は、2025年度内を予定しています。

 詳細なスペックやグレード展開、販売価格などはまだ明らかになっておらず、今後の続報を待ちたいところです。

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