レクサス新型「スポーティSUV」発表! ド迫力の400馬力“爆速仕様”がスゴイ! まるで「MT」な新システム搭載で進化した「新型RZ」米国登場!
レクサスは2025年5月19日、マイナーチェンジを実施した新型「RZ」を北米で発表しました。
レクサス新型「スポーティSUV」発表!
レクサスの米国法人は2025年5月19日、マイナーチェンジを実施した2026年型の新型「RZ」を発表しました。

RZは、トヨタが展開する高級車ブランド・レクサスのクロスオーバーSUV型BEV(電気自動車)。
発売されたのは2023年で、レクサス初のEV専用車として登場しました。
そんなRZに今回発表されたマイナーチェンジでの変更点としては、バッテリーシステムの刷新をおこない、モーター出力の向上、航続距離の延長、理想的な条件下での充電時間の短縮などを図ったほか、レクサス初の「Mモード」を搭載した高性能な新グレード「RZ 550e F SPORT AWD」を追加しました。
上記モデルの追加により、RZはシステム総出力221馬力の「RZ350e FWD」、システム総出力308馬力の「RZ450e AWD」、システム総出力402馬力の「RZ 550e F SPORT AWD」がラインナップされ、3タイプのパワートレインから選択できるようになりました。
ちなみに航続距離は、RZ350e FWDで約482km、RZ450e AWDで約418km、RZ 550e F SPORT AWDで約362km。
車両の助手席側に北米充電システム(NACS)の充電ポートを採用しており、レベル1およびレベル2のAC充電に対応した11kWの高容量オンボードACチャージャー(従来の7kWから増加)を搭載。理想的な条件下でDC急速充電を使用した場合は、約30分で10%から80%までの充電が可能です。
またMモードとは、パドルシフトを介して仮想マニュアルギアシフトを実現する電子システムで、ドライバーはパドルシフト操作によってMTを使用しているかのようにパワー出力を制御できます。
ボディサイズは、全長4805mm×全幅1894mm×全高1635mm、ホイールベースは2849mm。
RZ 550e F SPORT AWDのエクステリアは、F SPORTエンブレム、リアスポイラー、フロントおよびリアバンパーモールディング、フロントグリル、エアロカバーつき20インチホイールなど、ブラックの装備を特徴とし、軽量化に貢献しながら空気の流れをスムーズにすることで、エネルギー効率も向上しました。
RZ 550e F SPORT AWDのインテリアは、ブラックウルトラスエードインテリアトリムと、同グレード限定のブルーステッチアクセントを組み合わせた洗練されたデザインです。
マイクロジオメトリックパターン(幾何学模様)をあしらったセンターコンソール、フロントF SPORTスカッフプレート、F SPORTエンブレムのついたハンドル、アルミペダルとフットレストといった、スポーティさを演出する要素が随所に取り入れられています。
オプションでは、レーザーエッチングによるパターンデザインが特徴的なウルトラスエードドアトリムを、レクサスとしては初めて選択可能としました。ドアトリムに繊細な揺らめきを与える「テーマイルミネーション」と「アニメーションドアトリムシャドウイルミネーション」により、快適性を高めます。
ボディカラーは、F SPORT専用新色「ウインド」を含め、モノトーン7色とバイトンカラー4色の全11色から選択可能。
車両価格は、発売日が近づいた時点であらためて公開される予定です。
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このように、大幅な進化を遂げて発表された、新型RZ。
走行性能を抑えて航続距離を取るか、航続距離を抑えて走行性能を取るか、幅広い選択肢が用意されました。
Mモードやウルトラスエードドアトリムといったレクサス初の試みも複数取り入れられており、実際に見て体験するのが楽しみなクルマとなっています。
RZと聞くと、ヤマハの2スト750キラーを思い出す。横からのスタイルを見ると、間延びしていると感じる。その車幅なら全長はもう少し短い方が良いのでは?フロントのデザインを見ると、テスラによせたのかなと思う。