車のエアコン「効かない」!? 急場しのぎの「ガス補充」効果ない場合も? 夏前に冷えない“冷房”復活させる方法とは
猛暑の前にエアコンのチェックを!
トヨタ車など世界の自動車メーカー向けに、エアコンシステムの心臓部となるコンプレッサーなどを製造する豊田自動織機によると、現在カーエアコン用の冷媒には「HFC-134a(R134a)」という代替フロンを採用しているといいます。
その理由について同社は、蒸発しやすくかつ液化しやすく、化学的に安定していて変質しないことや、オゾン層を破壊しないこと、安全性が高いなどの条件に適すると説明します。
![猛暑になる前に愛車のエアコンをチェックしておこう[イメージ画像:AdobeStock]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/05/20250520_Trouble_Accident_AdobeStock_1081797899.jpg?v=1747730857)
また同社では環境保全を目的として、近年はエアコン冷媒の充填量を低減するように努めているといいます。
過剰に冷媒を補充すればその分「キンキンに冷える」ということはないとし、冷媒を補充する際にはメーカーが指定している量を守ることを強く推奨しています。
ともあれ猛暑の季節を迎える前に、今のうちからエアコンの動作を確認しておいたほうが良いでしょう。
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空間が広く窓が大きなミニバンやSUVなどは強力なエアコンシステムを搭載していますが、どうしても真夏の炎天下で駐車した場合などは、すぐに冷えることはありません。
停車してエアコンを全開にするよりも、窓を開けて走り出し、まず車内の熱い空気を入れ替えてやることで、より効率的に冷やすことができます。
また遮熱効果の高いガラスフィルムなどを貼ったり、駐車時にフロントウインドウ用のサンシェードなどと併用するのも効果があります。
猛暑となる前に準備しておくと良いでしょう。
エアコンにゴムの配管だって?本当にそうならば驚きの構造だな?!基本的な構造は設備用と車両用で大差ないはずなのに、車両用だけゴムから漏れるなんてどういうことだ?実際には設備用のエアコンに比べ、車両搭載のエアコンは、その構造上継ぎ目が比較的多数あり、それがエンジンや走行などの振動の影響で漏れるのではないですか?トンデモ理論を展開しないで頂きたいものだ。