105万円から! スズキ「キャリイ」に注目! “5速MT&デフロック搭載4WD”もあり! 販売から“約1年”経った今、販売店での反響は?

スズキ「キャリイ」シリーズが2024年4月に一部改良されてから約1年が経過しましたが、販売店にはどのような反響があるのでしょうか。

60年以上の歴史を誇るロングセラーモデル「キャリイ」

 国産軽トラック市場で長年支持されてきたスズキ「キャリイ」。2024年4月の一部改良から約1年が経過しましたが、販売店には現在どのような反響が寄せられているのでしょうか。

オシャレなカラーもある軽トラ!
オシャレなカラーもある軽トラ!

 キャリイは1961年に初代が登場し、現行モデルは2013年に登場した11代目となります。

 取り回しやすい660ccエンジンと頑丈なフレーム、広い荷台を特徴に、農業や建設現場、宅配、移動販売車のベース車として幅広く活躍しています。

 毎年の販売目標台数は6万5000台とされ、安定した需要を誇ります。

 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1765~1885mm、ホイールベースは1905mmです。

 パワートレインは、660ccの直列3気筒自然吸気エンジン(R06A型)が採用され、最高出力50PS・最大トルク59Nmを発揮します。トランスミッションは5速MTまたは4速ATが選べ、駆動方式はFR(後輪駆動)および4WDが設定されています。

 このうち、4WD/5速MTは高低速2段切替式パートタイム4WDを搭載、デフロック機構も組み合わせ、農道の泥濘路などでも活躍する本格的な走破性を誇ります。デフロック非搭載車には、ぬかるみ脱出アシストが備わり、安全性を向上させています。

 2024年の改良ではパワーウインドーやパワードアロックを全車標準装備し、日々の作業効率を向上。

 視認性や快適性向上のため、キャリイKXとスーパーキャリイXにはLEDヘッドランプと電動格納式リモコンドアミラーを標準装備し、長時間運転時の利便性も強化されています。

 さらに、「スズキセーフティサポート」を全車標準装備し、デュアルカメラブレーキサポートや車線逸脱警報機能、後方誤発進抑制機能の強化により安全性を大きく高めました。これにより「サポカーS ワイド」に該当します。

 ボディカラーでは、「デニムブルーメタリック」を新色として追加し、業務用車でも個性を演出できるようになりました。

 そんな一部改良モデルの登場から約1年が経過したキャリイですが、現在販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。

 関東圏のスズキ販売店担当者は次のように話します。

「注文されるのは大半が職人の方という状況です。

 いずれのお客様も『荷室にはある程度の広さが必要なので、スーパーキャリイでは不十分』という理由で通常のキャリイに人気が集まっています。

 当店では供給が安定しており、在庫がなくても納車は1~2ヶ月ほどとなります」

 また、関西圏の販売店担当者は次のように話します。

「当店では使い勝手の良さに惹かれて『移動販売車への改造用に』として購入されるお客様が多い印象です。

 装備が充実しているKXが人気グレードですが、改造することを前提にベーシックなKCを選ばれるお客様もいらっしゃいます。

 当店では納車は3ヶ月ほどかかる見込みです」

※※※

 キャリイの車両価格(消費税込)は105万1600円から152万4600円、スーパーキャリイは123万6400円から163万3500円、特別仕様車「スーパーキャリイXリミテッド」は151万4700円から174万3500円となっています。

 ロングセラーモデルの信頼性と最新技術を重ねた進化によって、軽トラック市場での地位を一層確かなものにしています。

【画像】超カッコイイ! 悪路に強いスズキの「軽トラ」です! 画像を見る(30枚以上)

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

画像ギャラリー

【2025年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー