町田の“地獄渋滞”に変化!? 新バイパス「新町田街道」のスゴさとは 5km完成で「すごい快適」「バスの遅延減った」の声も!? 将来はどこまで繋がるのか
渋滞の激しい東京都町田市で、「新町田街道」の整備が進んでいます。一体どのような道路で、どこまで進んでいるのでしょうか。
「新町田街道」計画は
渋滞の激しい東京都町田市で、「新町田街道」の整備が進んでいます。
一体どのような道路で、どこまで進んでいるのでしょうか。

相模原市と東名・横浜方面をつなぐ道路ネットワークは、南側の国道16号と北側の「町田街道」がありますが、いずれも交通需要に対して容量が小さいため、慢性的に渋滞しています。
そこで、町田街道の交通容量を拡張するために整備中なのが「新町田街道」です。
町田市の西側は町田街道の拡幅が行われ、桜美林大学から東側、町田駅・南町田駅方面へはバイパス道路を建設する計画です。完成すれば、東名方面への新ルートの役割を果たします。
そんな新町田街道ですが、2024年2月に町田市民病院まで延伸し、町田街道に接続。これまでブツ切れで終わっていたのが、桜美林大学~町田市民病院をバイパスする約5kmのルートが完成を迎えたのです。
新町田街道は旧道(町田街道)に比べて信号交差点も少なく、広く走りやすい道となって、橋本~町田方面の移動に大きな変化がもたらされました。
2025年1月に都は開通6か月の整備効果を発表しましたが、旧道の町田街道の交通量は約2割の減少が見られたほか、バイパス区間の所要時間は20分→16分に短縮されたとしています。またアンケートでは、利用者の73%が「時間短縮を実感」、88%が「快適性向上を実感」と回答しています。
開通した新町田街道に対し、ネット上でも「大変快適」「バスがあまり遅れなくなったのすごい」と、便利さを実感している声が上がっていました。いっぽうで「4車線にしてほしい」などの声も見られています。
なお、今後の新町田街道の計画ですが、さらに南町田方面へ、バイパスが整備されていきます。町田街道の山側に並行して、南町田付近で保土ヶ谷バイパス方面へ直結する計画になっています。
町田市民病院から町田駅方面の新ルートでは、「多摩都市モノレール」の延伸区間(多摩センター~町田)と一体で整備されていきます。道路上空をモノレールが走る計画で、事業化に向けて検討が進められているところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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