【5月14日発表】 ガソリン価格が3週連続で下落! 全国平均は183.0円に… 今後の「補助金制度」再強化で“価格”はどこまで下がる?
2025年5月12日時点のレギュラーガソリン価格はどうなったのでしょうか。エネルギー庁の最新発表から、全国平均や地域差、気になる今後の見通しまで詳しく見ていきます。
レギュラーガソリン3週連続の下落
資源エネルギー庁が2025年5月12日時点における「ガソリン等の全国平均価格」を発表しました。

レギュラーガソリンの全国平均価格は1リットルあたり183.0円で、前週の184.5円から1.5円の値下がりとなりました。
これで3週連続の値下がりとなり、年初来の高値から徐々に調整局面に入っているといえます。
都道府県別に見ると、最も高かったのは高知県の193.7円で、次いで鹿児島県(191.9円)、長崎県(190.6円)、大分県(189.6円)、長野県(189.1円)が続いています。
一方、最も安かったのは岩手県の176.2円で、埼玉県(176.5円)、愛知県(176.8円)、宮城県(177.3円)、兵庫県(177.3円)がそれに続いています。
このように、地域によっては17円以上の差が見られ、流通コストや競争環境、地域特性が影響していると考えられます。
政府は2025年5月22日以降、ガソリン補助金の再強化に踏み切る予定です。
これにより1リットルあたり最大5円程度の価格調整が行われ、現行価格が維持されれば7月初旬には10円前後の値下がりが期待されています。
これが実現すれば、価格水準はロシアのウクライナ侵攻直後の2022年水準(175円台)に近づく可能性があります。
次回の価格調査は5月19日時点で実施され、発表は5月21日の予定です。
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