6速MTあり! 新“スライドドア”5ドアワゴンを日本初公開! 精悍ブラック&オシャレな「オレンジ」がカッコいい! ルノー「カングー“クルール ディーゼル”」発表
ルノージャポンは2025年5月10日、カングーの限定車「カングー クルール ディーゼル」を発表しました。
夏の太陽が降り注ぐ「南フランスの地中海」をイメージ!
ルノージャポンは2025年5月10日、ルノー「カングー」ファン向けイベント「カングージャンボリー2025」を「山中湖交流プラザ きらら」(山梨県山中湖村)で開催し、カングーの限定車「カングー クルール ディーゼル」を日本初公開しました。

ルノーのグローバルモデルであるカングーは、世界50の国と地域で展開され、1997年の初代モデル登場以来440万台以上が販売されています。
それまで展開されていた、コンパクトカーの後部に大型の荷室を取り付けた「フルゴネット」タイプの商用バンを独立させたもので、背の高いスタイルと後席両側のスライドドアを備えた使い勝手の良さが特徴です。
商用モデルと同時に2列シートの乗用ワゴンタイプも誕生。日本には2002年から導入され、根強い支持を集めています。
現行型のカングーは、2020年に欧州で初公開された3代目です。
日本では2022年10月に開催された「カングージャンボリー2022」において初公開後、2023年2月に発売されました。
ルノー・日産・三菱アライアンスによる最新プラットフォームを採用し、先進運転支援機能(ADAS)を充実させたほか、使い勝手に優れたダブルバックドアを採用して実用性をさらに高めました。
パワートレインに1.3リッター直列4気筒ガソリンターボと、1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボの2タイプを設定し、ともに7速EDC(DCT:デュアルクラッチトランスミッション)との組み合わせを基本とします。
ボディサイズは、全長4490mm×全幅1860mm×全高1860mm、ホイールベース2715mmで、2列シート・5名のレイアウトとしています。
なお欧州では3列シート・ロングホイールベースのミニバンモデル「グランカングー」も存在し、2023年10月開催の「カングージャンボリー2023」では実車も国内初公開されています。
当初は2024年中の日本導入予定としていましたが、2025年5月時点でまだ詳細は明らかにされていません。
今回発表されたのは、新たな限定車の「カングー クルール ディーゼル」です。
クルールとはフランス語で「色」を意味し、歴代のカングーでは定番の限定車ネーミングとなっています。
毎回、特別なボディカラーがファンの間で話題を呼んでいますが、今回設定されたのは「オランジュ コロンジュ」。夏の太陽が降り注ぐ南フランスの地中海をイメージしたというオレンジのボディカラーです。
限定台数は150台で、ディーゼルエンジンの限定車としては初めて、7速EDC(100台)または6速MT(50台)を選択できるようになりました。
ベースのグレードは、ブラックバンパー仕様の個性的な「クレアティフ」。
商用車のような外観ですが、ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト、レーンセンタリングアシスト(車線中央維持支援)、ブラインドスポットインターベンションなどのADASも標準装備されています。
限定車のカングー クルール ディーゼルでは、専用ボディカラーのほか、エクステンデッドグリップ、オールシーズンタイヤ、パーキングセンサー(フロント/リア/サイド)、イージーパーキングアシスト、スマートフォンワイヤレスチャージャー、10インチ デジタルインストゥルメントパネル(EDCモデル)などが特別装備されます。
150台は抽選による販売で、2025年5月10日から5月25日まで全国のルノー正規販売店で購入申込みの受付がおこなれます。
購入申込み数が販売予定台数に達しない場合は、先着順による通常販売となる予定です。

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カングージャンボリー2025は、今回で17回目となるカングーファン向けイベントです。
会場で発表された限定車のお披露目をはじめ、ライブイベントやオフィシャルショップの出展、来場者によるフリーマーケットなどさまざまな催しがおこなわれました。
会場には、1289台(うちカングーは1149台)のクルマと2653人の来場者が訪れ、第1回開催からの累計入場台数が2万台を超える節目のイベントとなりました。
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