知ってるようで知らない「タクシーの歴史」とは!? 100年以上にわたる日本の“移動の相棒”の軌跡に迫る
タクシーのイメージを一新したJPN TAXIは「おもてなしの心」を形にしたモデル
ほんのひと昔前まで、タクシーといえばセダンタイプが一般的でした。しかし、今から10年近く前にそのイメージは一新されます。

トヨタが2017年に発売した「JPN TAXI」は、次世代のタクシーとして設計されたユニバーサルデザインの車両です。それまでには見かけなかった、ころんとしたハッチバックスタイルのタクシーを目にして驚いた方も多いのではないでしょうか。
JPN TAXIは、日本の“おもてなし”の心を形にしたモデルです。車体カラーには、日本の伝統色である深藍(こきあい)を採用し、街の景観との調和にも配慮されています。
JPN TAXIの最大の特徴は、誰にでもやさしい乗り心地を追求している点です。大開口のスライドドアと低床・フラットなフロア設計により、高齢者や小さなお子様、さらに車いす利用者でもそのまま乗降できる工夫が施されています。公共交通としてのバリアフリー性も高いといえるでしょう。
また、タクシーは1日の走行距離が長いため、JPN TAXIには環境性能に優れたLPGハイブリッドシステムが搭載されています。これにより、低燃費と低排出を両立し、経済性と環境への配慮を実現しています。
JPN TAXIは、移動の自由を支える公共の足として、誰もが快適に使える“未来のタクシー”を体現する存在といえるでしょう。
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