1億円超えの「イタリア製“GT-R”」!? 720馬力誇る「日産のスーパーカー」公開! サムライブレード&迫力エアロの「GT-R50 by Italdesign」登場
自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2025」にて、「GT-R50 by Italdesign(イタルデザイン、以下GT-R50)」が実車展示されました。一体どんなモデルなのでしょうか。
1億超のGT-R!
2025年4月11日から3日間、千葉・幕張メッセで自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビル カウンシル2025)」が開催されました。
展示車のなかには、日産「GT-R NISMO」がベースの「GT-R50 by Italdesign(イタルデザイン、以下GT-R50)」がありました。一体どんなクルマなのでしょうか。

GT-R50は、GT-Rとイタリアの名門カロッツェリアであるイタルデザインがそれぞれ2018年、2019年に50周年を迎えることを記念して誕生。
開発・設計・製造はイタルデザインが、独創的な内外装デザインは日産デザインヨーロッパと日産デザインアメリカが担当しています。
GT-R50のボディサイズは、全長4784mm×全幅1992mm×全高1316mm、ホイールベースは2780mm。
エクステリアは、基本的にGT-R NISMOを踏襲したデザインですが、シャープなLEDヘッドライトや「サムライブレード」と呼ばれるフロントフェンダーのエアアウトレット、大きな可変式リアウイングなども備え、ゴージャスな雰囲気をまとっています。
エンジンは日産テクニカルセンター(NTC)とNISMOの共同開発で、GT-R NISMO GT3の3.8リッターV型6気筒VR38DETTエンジンをベースに、ターボチャージャー・ピストン・コンロッド・クランクシャフト・触媒などを新開発。最高出力720ps、最大トルク780Nmの実力を発揮します。
そんなハイスペックなパワートレイン、ゴージャスなデザインを兼ね備えたGT-R50は、2018年のイギリスで開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で世界初公開。
世界各地でお披露目され、その後ユーザーの好みに合わせてイタルデザインによるハンドメイドでの生産で、世界50台限定の生産が行われました。
新車での購入価格は1億円超えの設定となり、好みに応じたカスタマイズでオーダーすることで実際には2億円近い予算が必要になったといわれています。
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日本の自動車メーカーが提供するモデルとしては、過去に類を見ないほど高額設定のモデルがオートモビル カウンシル2025に実車展示され、会場では多くのユーザーが車両を囲んでまじまじと見たり、写真に撮ったりする様子が見られ、注目を集めていました。
このほか同じブースでは「ニッサンとイタリアンデサインのクリエーション」をテーマに掲げ、1960年にトリノショーでデビューした「プリンス・スカイライン・スポーツ」や、1964年登場の「ダットサン・ブルーバード1200デラックス」、1985年登場の「ニッサン・マーチ・コレット」も展示され、会場を大いに盛り上げました。
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