高速のETCゲート付近に「おまわりさん」!? なぜ警官が潜んでる? 料金所で「目を光らせる」理由とは
料金所では「逆走車両への警戒」もおこなわれている
さらに、高速隊の警察官は「逆走車両」への警戒も重要な任務としています。
料金所付近やインターチェンジ周辺で逆走の兆候を発見した場合には、大事故を未然に防ぐため即座に対応します。
逆走は重大な交通事故に直結するため、非常に厳重に監視されています。
![安全な交通環境を守るため、日々地道な活動が行われています[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2024/07/20230731_CITY_HIGHWAY_Traffic_005.jpg?v=1690802486)
ペットを同乗させている場合にも注意が必要です。
警察官は、ペットが運転者の膝の上に乗っていないか、窓から身を乗り出していないかなどを確認しています。
ペット用シートベルトの使用は義務化されていませんが、安全性の観点からしっかりと固定することが推奨されます。
特に走行中、ペットが窓から身を乗り出して転落するリスクを防ぐため、窓のロック機能を活用することも推奨されます。
なお高速隊とは別に、NEXCO各社の職員も料金所付近で積載物の荷崩れや落下防止の確認を行っています。
これらも高速道路の安全を維持するうえで重要な取り組みです。
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高速道路のETCゲート付近に立つ警察官たちは、このようにさまざまな違反行為を監視し、安全な交通環境を守るために活動しています。
私たちドライバーも、シートベルトの着用や携帯電話の使用をはじめ、基本的な交通ルールを今一度確認し、安全運転を心がけましょう。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。
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