ダイハツ斬新「軽トラ」に再注目! まさかの「荷台が伸びる」ボディ&“5速MT”採用! 「めちゃ広ッ空間」で車中泊もいけそうな「ハイゼット トラック ジャンボ エクステンド」とは?
ダイハツは「東京オートサロン2023」にて、荷台を伸長させることで、室内空間を大幅に拡張できる仕様を持つ斬新な軽トラックを公開しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
荷台が伸びる!?軽トラックの常識を覆す新しいクルマとは
ダイハツ「ハイゼットトラック」は、約60年にわたり日本の「働く」に寄り添ってきた定番の軽トラックです。
そのなかでも、広々とした居住空間を確保した「ジャンボ」グレードをベースに、荷室をさらに有効活用し、居住性を高めた「ハイゼットトラック ジャンボ エクステンド」が存在します。
同車は、2023年1月に開催された「東京オートサロン2023」で公開され、多くの注目を集めました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

1960年11月、ダイハツは初の軽四輪自動車「ハイゼット」を発売。
日本の産業を支え、働く人々から高い評価と人気を集めてきました。
発売から60年以上経過した現在では、産業用途だけでなく、買い物などの日常シーンでも幅広く愛用されています。
10代目となるもしくは現行モデルのハイゼットには、軽トラックタイプのハイゼットトラックとバンタイプの「ハイゼットカーゴ」の2種類が展開されており、ユーザーの多様なニーズに応えるための企業努力がうかがえます。
そして東京オートサロン2023で公開されたハイゼットトラック ジャンボ エクステンドは、ビッグキャビンとリクライニングシートを採用。
軽トラックながら乗用車のような快適性を実現したジャンボグレード(5MT/4WDモデル)をベースにしています。
エクステリアの最大の特徴は荷台部分です。
運転席後方に接続された荷台は、後方へスライドすることで空間を拡張できる斬新な仕様を採用。
サイドには消火器を収納するスペースを確保し、火災に備えています。
ボディカラーはグレーを基調とし、フロントとサイドの拡張部分にレッドのアクセントを施した印象的なデザイン。
同イベントで展示されたレースカー「コペン クラブ スポーツ」と同配色で、モータースポーツのサポートカーとしての使用を想定した装いです。
インテリアは、バケットシートに鮮やかなレッドを採用し、レーシーな雰囲気を演出。
荷台部分は赤一色のファブリックで仕上げられ、非日常的な空間を創出しています。
さらに、「東京オートサロン2025」では、モータースポーツのサポートカーとしてさらに進化した「ハイゼットトラック ジャンボ エクステンド 2」を公開。
モータースポーツ用途だけでなく、車中泊用の車両として注目する声も上がっています。
しかし、現時点では、「ハイゼットトラック ジャンボ エクステンド」の市販化は未定です。
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