三菱「新型パジェロミニ」まもなく復活!? 「ジムニー」ライバルの「軽クロカン」は帰ってくるのか? 「クロスオーバー」に進化し“25年秋”のサプライズ登場に期待高まる!
これまでの「パジェロミニ」とはベツモノとなる可能性も!?
ボディタイプは後席の利便性を考慮して、5ドアとなる可能性が高いでしょう。
eKワゴンと同等サイズのハイトワゴンとして、実質的には「eKクロス」の後継モデルという位置づけです。

パワートレインは燃費を重視し、660cc直列3気筒エンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドでしょう。自然吸気タイプとターボが用意されるのも、他の三菱軽モデル同様です。
BEV(バッテリーEV:電気自動車)化の可能性もありそうですが、確かな情報はありません。
デザイン面では、三菱の最新デザイン言語「ダイナミックシールド」が採用され、「デリカミニ」のようなタフでモダンなSUV風の外観になると考えられます。
インテリアも大型ディスプレイなど現代的な装備が充実するほか、「MI-PILOT」のような運転支援システムの搭載も期待される点です。
そして復活した場合の最大のライバルは、やはり軽オフローダーの絶対王者スズキ「ジムニー」でしょう。
しかしここまで記してきた通り、新型パジェロミニはジムニーとは異なるキャラクターになると考えられます。
ジムニーがラダーフレームとパートタイム4WDによる本格的な悪路走破性を追求しているのに対し、新型パジェロミニはモノコックベースとマイルドハイブリッドによる実用性、燃費、快適性、先進性を重視するモデルとなるでしょう。
ジムニーの実用面に不満を持つ層や、スズキ「ハスラー」などよりも“SUVらしい雰囲気”を求める層にアピールする可能性があり、本格オフローダーというよりは、現代的な軽クロスオーバーSUVとしての性格を強めることが予想されます。
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とはいえ三菱からの公式発表はなく、実現の可能性は依然として不透明です。
デリカミニの成功という追い風はあるものの、軽市場での競合や本家パジェロ不在の中でのブランド展開など、課題も少なくありません。
まずは2025年10月に開催される「ジャパンモビリティショー2025」で、復活を予感させるコンセプトカーなどがサプライズ登場することに期待したいところです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。




























































