240万円から! トヨタ最新「スターレット クロス」に注目! まさかの「コンパクトSUV」&“5速MT”あり! “粒々×一文字ライト”の斬新デザインで「懐かしい車名」が南アフリカで復活していた!?
1970年代から1990年代にかけて日本で販売されていたトヨタ「スターレット」。そんなスターレットの名称を冠したコンパクトSUVが、2024年に南アフリカで登場し、今もなお展開されています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
スターレットがSUVに!? 「スターレットクロス」とは?
トヨタ「スターレット」は、1978年2月に「パブリカ」と「パブリカスターレット」を統合して誕生した独立モデルです。
3ドアまたは5ドアの2ボックスハッチバック車で、トヨタのエントリーモデルとして販売されていました。
それから5代にわたりモデルチェンジを重ねたスターレットは、1999年に国内販売を終了。
実質的な後継車である「ヴィッツ」にエントリーモデルの役割を引き継ぎ、スターレットの歴史に幕を下ろしました。
しかし、国内市場から姿を消してから約21年後の2020年に、スズキ「バレーノ」とのOEM(相手先ブランドによる生産)車としてスターレットが復活、そして2024年7月には南アフリカ市場でコンパクトSUVとして「スターレットクロス」が登場しました。

スターレットクロスは、2024年10月に日本で発売されたスズキのコンパクトSUV「フロンクス」の兄弟車でもあります。
グレードは上位グレードの「XR」とエントリーグレードの「Xs」の2種類で、それぞれにMTとATが設定されています。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm、ホイールベース2520mm、最低地上高170mmです。
エクステリアは、コンパクトなサイズ感ながら、SUVの力強さとクーペのような流れるフォルムを特徴とします。
三角形に並んだフォグランプのように見えるヘッドライトや、一文字に広がるテールライトが個性的です。
ボディカラーはXRが9色、Xsが6色から選択できます。
インテリアは、コンパクトカーとは思えないクラスを超えた品質が特徴です。コックピットには、「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応した7インチまたは9インチのディスプレイオーディオタッチスクリーンが全グレードに標準装備されています。
さらに、上位グレードのXRではクルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイ、パノラマビュー、ワイヤレス充電機能なども装備されています。
安全装備も充実しており、ABS(アンチロック・ブレーキシステム)やEBD(電子制動力配分制御)に加え、横滑りを抑制するVSC(ビークルスタビリティコントロール)、坂道での後退を防ぐHAC(ヒルアシストコントロール)が全グレードに標準搭載されています。
スターレットクロスに搭載されるエンジンは、1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンで、最高出力105ps、最大トルク138Nmを発生します。
トランスミッションは5速MTまたは4速ATで、駆動方式はFWD(前輪駆動)のみで、4WDの設定はありません。
南アフリカの通貨であるランドの円相場は、2025年1月から4月時点で1ランド=約8.0円で推移しています。
現地でのスターレットクロスの販売価格は29万9900ランド(約240万円)から36万8500ランド(約295万円)です。
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