「24時間無料で利用出来るのサイコー」だが… 「道の駅」の車中泊トラブル、なぜ後を絶たない? ゴミ&トイレ問題も 何に気をつけるべきか
道の駅の悩みは「車中泊」だけではない? 悩ましい問題とは
これから夏に向かって、多くの旅行者が訪れる北海道。
この地は道の駅が充実していることで知られていますが、やはりゴミ捨てや騒音といったトラブルは多いようです。
しかし、それに対する反応は施設によって温度差があるのだとか。北海道道の駅連絡会に聞いてみました。
「連絡会に直接報告があるわけではないのですが、たしかに車中泊トラブルはあるようです。
しかし、どの施設も車中泊お断りかといえば、そうではないというのが実情です。
海沿いなどクルマの通りが少ない施設では、“車中泊トラブルよりも、まずモノが売れないことが問題”だと言います。
道内の施設の中には、有料車中泊スペースを作って車中泊する人を積極的に誘致している施設もありますね」
地域住民によって運営される施設ゆえに、やはり経済効果が優先されるということのようです。
しかし、この施設による対応の違いが利用者の中に誤解や勘違いを生じさせるということもあるのかもしれません。

ただ、連絡会のスタッフはこのようにも語ります。
「あるジャーナリストさんが車中泊トラブルについて述べられていたのですが、利用者の利用意識が問題の根というのはやはりあるかもしれません。
道の駅で車中泊をする人の一番の目的は、“無料”だというわけです。
宿泊代が浮きますし、RVパークやキャンプ場と違って利用料もかかりません。
ですが、無料であることが利用時の気軽さだけでなく、ゴミ捨てや長時間駐車をしてもいいという意識に繋がっている部分もあるかもしれません」



















