「24時間無料で利用出来るのサイコー」だが… 「道の駅」の車中泊トラブル、なぜ後を絶たない? ゴミ&トイレ問題も 何に気をつけるべきか
道の駅は「24時間、無料で利用できる駐車場・トイレ」を謳っており、週末や大型連休になるとたくさんの来場者が訪れます。トイレ休憩や買い物といった使い方で、滞在時間が短いのですが、クルマで旅をする途中で使う人も。その使い方で問題となっているのが、以前から取り沙汰されている「車中泊」についてです。
ナンバーを申告すれば「車中泊OK」の道の駅も
一方で、道の駅で車中泊することを容認しているところもあります。
「道の駅おとふけ」は、自車のナンバーを施設側に知らせることで、駐車場での車中泊を認めています。
なぜナンバーを記録するのでしょうか。運営スタッフは理由をこのように語ります。
「施設内でトラブル、ルール違反があった時のためにお聞きしています。他の利用者さんから苦情が出た時に対処するための対策です」
この対策によって、果たしてトラブル減少に効果は出ているのでしょうか。
「やはりゴミを捨てる人はスタッフがいない夜間に多いので、なかなか決定打になっていない気はします」

国からの支援を受けて造っている施設という性格上、閉鎖などの強硬な手段に出られない実情が運営側にあるといいます。
一方で、広島県内にある「道の駅・西条のん太の酒蔵」では、ドリフト族やバイク族の騒音発生に対策するため、22時以降は全消灯するという対策を講じました。
24時間開放という施設の特質を考えると、異例の方法と言えるでしょう。



















