三菱の「“4WD”スーパーカー」公開! 大排気量「V6」×高性能“4WD”搭載! 自動“駐車”&追尾も可能な「ハイ・ソフィスティケーティッド・トランスポート・リサーチ-II」登場
三菱は自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2025」にて、「HSR-II」を実車展示しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
三菱のスーパーカー「HSR-II」が登場!
2025年4月11日から3日間、千葉・幕張メッセで自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビル カウンシル2025)」が開催されました
なかでも三菱ブースでは、「HSR-II(エイチ エス アール ツー)」が実車展示されていました。

オートモビル カウンシルは「日本に自動車文化の創生を図ること」を目的に、往年の名車と最新モデルが一堂に展示されるイベントです。
三菱では、今回の出展テーマに「時代を切り拓いてきた名車たち」を掲げ、計6台のクルマを出展しました。
なかでもHSR-IIは、四輪制御技術や運転支援技術を搭載した先行研究車両で、1989年に開催された第28回東京モーターショーで世界初公開されました。
HSR-IIの“HSR”は「ハイ・ソフィスティケーティッド・トランスポート・リサーチ」の略で、「クルマが持つ高い性能を、誰もが安全に安心して運転できる新しいイージードライブの実現」という思想のもと開発されました。
ボディは、スチールパネルモノコックフロアとチューブラーフレームのキャビン、プラスチックスキンのボディパネルで構成された超空力ボディで、今から36年も前に登場したモデルとは思えない先進的なエクステリアデザインに仕上がっています。
パワートレインには、3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。これに速度域で可変する「アクティブエアロシステム」のほか、フルタイム4WD、4輪ABS、4輪操舵、4輪独立懸架式サスペンションといった四輪制御技術を採用。
さらに、追尾走行や自動車庫入れ機能などの運転支援技術を搭載するなど、先進技術を多数備えています。
のちに登場する三菱車には、このHSR-IIの技術がいくつか活かされているといい、三菱の先進技術が盛り込まれた源流ともいえる1台であることがうかがえます。
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オートモビル カウンシル2025での反響について、三菱ブースの担当者は以下のように話します。
「皆さん間近で車両を見たり、写真に撮っていただいたり、反響は大きいです。
ほかのクルマは三菱の博物館で見れるものもありますが、HSR-IIは普段展示していないものなので、やはり多くの注目を集めていますね」
普段見ることのできない1台であることから、ブース内でも多くの人だかりができていました。
このほか三菱ブースでは、1964年発売の初代「デボネア」や「ギャランGTO MR」、1990年発売の「ディアマンテ」のヘリテージカーなどが展示され、会場を大いに盛り上げました。
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