日産「新型スカイライン」いつ登場!? 待たされ続ける「次期スポーツセダン」は電動化の可能性も? 北米向け「4ドアクーペ」コンセプトとの関係は?
日産「スカイライン」は、現行型のデビューからすでに10年以上が経過しており、次期モデルの登場が期待されています。果たして新型スカイラインはどのようなクルマとなるのでしょうか。
本当に日産は今も「スカイラインをあきらめていない」のか!?
2021年6月、日産が次期「スカイライン」の開発を中止したとの一部新聞報道を受け、日産 副社長(当時)の星野朝子氏が「日産は決してスカイラインをあきらめない」と発言し、その報道を否定しました。
しかしそれからすでに4年近くが経過しています。経営状況の悪化も伝えられているなか、果たして日産は次期スカイラインの開発を進めているのでしょうか。
![次期「スカイライン」はいつ登場するのか!?[写真は現行(13代目)「スカイライン NISMO」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/04/20250422_NISSAN_Skyline-NISMO_001.jpg?v=1745316413)
スカイラインは1957年の誕生以来、長きにわたって日産を代表するモデルとして君臨し続けてきました。
2001年に登場した11代目(V35型)からは、日産が海外に展開する高級ブランド「インフィニティ」でも販売を開始し、グローバルモデルとしても展開されています。
現行の13代目(V37型)は、2014年の国内導入から10年以上を経過した長寿モデルになりました。
すでに販売も低迷しており、ラインナップもハイブリッドなどが廃止され、3リッターV6ツインターボエンジン搭載モデルのみに絞られている状況にあります。
ただ冒頭の日産役員の発言のように、メーカー自らスカイラインブランドを継続する意向があることを示しており、日産ファンの間でも動向が注目されているところです。
なかでも、2023年に発表されたインフィニティのコンセプトカー「ヴィジョンQe」が、次期スカイラインの姿を暗示しているのではないかと大きな話題を呼びました。
ヴィジョンQeは、流麗かつ低くワイドなファストバックセダンのシルエットを持ち、インフィニティの新たなデザイン言語を体現しています。
デジタルピアノの鍵盤をモチーフとした前後ライトなどが特徴で、日本の美意識に根差したエレガンスとシンプルさを追求しているとされます。
前述の通りスカイラインは、海外ではインフィニティ「Q50」として販売されており、両者は密接な関係にあります。
いまやインフィニティにとっても、また国内の日産車にとっても、ともに最後のセダン車となっており、このヴィジョンQeが、同時に次期スカイラインの将来デザインを示すコンセプトであると考えるのは自然なことでしょう。
では、次期スカイラインは具体的にどのようなモデルになるのでしょうか。
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