300万円台! 日産「新型4ドア“ハードトップ”」発表! 全長5m級の美麗ボディがカッコイイ! 冷蔵庫・テレビ・大型ソファも採用の“豪華内装”もイイ「N7」中国に登場
日産は2025年4月23日、上海モーターショー2025においてフル電動4ドアセダン「N7」の詳細を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
400万円以下! 日産「新型4ドア“ハードトップ”」!
日産は2025年4月23日、上海モーターショー2025においてフル電動4ドアセダン「N7」の詳細を発表しました。

N7は、東風日産の新しい電動車向けアーキテクチャーを採用する新世代EV(電気自動車)第1弾。中国の中流階級ファミリーをターゲットに開発されたミディアムセダンです。
ボディサイズは全長4930mm×全幅1895mm×全高1487mm、ホイールベース2915mm。窓枠のない、いわゆるハードトップスタイルとなっており、Cd値(空気抵抗係数)は0.208と驚異的な空力性能を実現しています。
エクステリアは、日産ブランドの象徴であるVモーションデザインをフロントに溶け込ませるように配置するとともに、サイドに黄金比(0.618)を取り入れることで、ミニマリズムの美学を表現しています。
インテリアは、リビングルームに着想を得ており、冷蔵庫・テレビ・ステレオ・大型ソファ(のようなシート)を装備。「ドアを開けたらそこはマイホーム」という体験をもたらします。シートにはヒーターやベンチレーター、マッサージ機能のほか、49のセンサーによって乗員の体型に合わせた調整が可能です。
またヘッドレストにはスピーカーが内蔵されており、コンサートホールのような臨場感も楽しめます。
インフォテイメントシステムには、クアルコム社が製造するスナップドラゴン8295プロセッサーを採用。AI音声アシスタント機能による充実したコネクテッドサービスを提供します。
パワートレインは、フロントに電動モーターを搭載。出力は、58kWhバッテリー搭載車が160kW(約217馬力)、73kWhバッテリー搭載車が200kW(約271馬力)、最大トルクは共通して305Nmです。
航続距離は、58kWhバッテリー搭載グレードで510km以上、73kWhバッテリー搭載グレードでは最大635kmです。
バッテリーの充電は、残量10%から80%まで約19分間、30%から80%までは約14分で完了します。
先進の運転支援技術に加えて、業界初の全領域インテリジェント乗り物酔い防止技術も搭載します。
外板色は定番のホワイト、シルバー、ブラックのほか、柔らかなナチュラル系のベージュやグリーンなど全6色を用意します。
価格は4月27日に一般公開する予定ですが、「20万元以下」(約400万円以下)であることを公表しており、購入資金特典や補助金などと合わせて、値打ち感を訴求しています。
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新型N7は、同日世界初公開されたプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載した新型ピックアップトラック「Frontier Pro」とともに中国国外への輸出も検討しているといいます。
日本への導入については触れられていませんが、今後の展開に注目です。
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