コインPで「あなたのクルマ駐車NGです!」 なぜ停めちゃダメ? 「ハイエース」や「SUV」が“利用不可”のことも… 駐車場利用「前」に確認したいポイントとは
駐車場に記された「規約」はしっかり把握しておこう
さらに、一般的な四輪車用コインパーキングに「バイク」を駐車することも、原則禁止されています。センサーが認識しなかったり、ロック板が適切に作動しなかったりするためです。
バイクは専用駐車場を利用しましょう。
![駐車場のタイプによっても「駐車NG」の条件は違います[イメージ画像:PIXTA]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/04/20250418_COIN_Parking_Traffic_Accident_pixta_82065514_M.jpg?v=1744973027)
同様に、キャンピングカーやトラックなどの「大型車両」も、サイズや重量、取り回しの問題から基本的に利用できません。
車両だけでなく「利用方法」のルール違反も、駐車NGやトラブルの原因となります。
多くの駐車場では連続駐車時間に制限(一般的に48時間以内)があります。
これを超えると放置車両とみなされる可能性があります。
また、車内で寝泊まりする、いわゆる「車中泊」も、セキュリティや衛生面、他の利用者への迷惑などの理由から、推奨されず禁止されている場合がほとんどです。あくまで緊急時の休憩(仮眠)にとどめるべきでしょう。
コインパーキングは一時的な駐車のための場所です。
もちろん、キャンプ行為(テーブル設置等)、調理、車両整備、ゴミの不法投棄(特に家庭ごみ)、長時間のアイドリングなども禁止されています。
駐車枠からはみ出す、複数の枠を占有するといった不適切な駐車も規約違反です。
最近増えている「ロックレス式」の駐車場では、支払い忘れやナンバー読み取りエラーなどで不正利用となってしまうこともあります。
※ ※ ※
コインパーキング利用時は、まず自分のクルマのサイズ(特に全幅、最低地上高)を把握しましょう。
なお、運営会社や個別の駐車場によって規定が異なる場合があるため、最終的な確認は現地の看板や利用規約で行うことが大切です。
ルールとマナーを守り、誰もが気持ちよく利用できる駐車場環境づくりを心がけましょう。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。



































