マットブラックで威圧感満点のトヨタ「C-HR」が凄い! まるで「闇を駆けるスピードの精霊」か 台湾でのカスタム手法とは
すでに生産終了となっているトヨタ「C-HR」ですが、いまでも大切に乗っているユーザーは少なくありません。今回は、台湾でトヨタ「C-HR」をベースにカスタマイズした個体を紹介します。
トヨタ「C-HR」 カスタムエアロパーツキット、赤のアクセントでさらに目を引く
クルマをカスタムする文化は世界共通。今回は、台湾でトヨタ「C-HR」をベースにカスタマイズした個体を紹介します。

このブラックのC-HRは、外装にTeckwrapのマットブラックフィルムを使用し、赤のフィルムを部分的にあしらうことで、ホイールのリム部分の鮮やかな赤と相まって、全体的に「凶悪」な存在感を放っています。
フロント部分では、バンパーは純正のものをそのまま使用しつつ、その下にModellista製のフロントリップスポイラーを装着し、さらにその下にDucks Garden製のアンダーフラップを追加することで、二重構造のフロントスポイラーが完成しています。
これにより、フロントに視覚的な厚みが生まれ、よりロー&ワイドな印象を演出します。
また、ヘッドライト上部のアイラインや、フロントバンパー両端にある逆L字型のエアフィンなどは、すべてショップによるワンオフ製作のカスタム品。Toyotaエンブレム下のブラックグリルトリムはModellista製のパーツです。
サイドビューでは、4つのフェンダーすべてに日本仕様のスモールワイドボディキットが装着され、フェンダー内部の空間を適度に拡張。
さらに一部のフェンダーパネルがカットされており、エアサスで車高を落とした際にタイヤとフェンダーが干渉しないようになっています。
これにより、ホイールをフェンダー内に隠す「ツライチ」スタイルを実現。
また、フロントフェンダーにはシャークフィン形状の通気口が追加され、スポーティな見た目だけでなく、エンジンルームの熱を効率よく排出する効果もあります。
サイドスカートはModellista製で、その下にショップ製のディフューザー風ウィングが追加され、さらにスポーティな印象を強めています。
リアビューでも同様の手法が用いられており、Modellista製のリアアンダースポイラーの下にショップ製のウィングを追加。
さらに赤い装飾ストリップでアクセントが加えられています。
左右のマフラーテールエンドはAkrapovicのバイク用マフラーをベースにしたカスタム仕様で、排気バルブの開閉によって音量の調整が可能。高速走行時の迫力も倍増しています。

リアウイング上部はショップによるワンオフ製作、下部のリアディフューザーウィングはKabo1 Sports製のカーボンファイバー製で、レーシング志向のデザインがC-HRのリアビューをよりアグレッシブに仕上げています。
シャシ周りでは、車高を極限まで下げるため、FeelAir製のエアサスペンションシステムを採用。
ホイールはD2製の21インチ、ワンホール仕様の2ピース鍛造アルミホイールで、もともとの5穴にワンホールキャップを追加することで、シンプルながら高いカスタム性を実現しています。
ブレーキシステムはPlayground製の前8ポットキャリパー+365mmディスク、後6ポットキャリパー+345mmディスクを装着。
特にリアキャリパーは電子パーキングブレーキに対応しており、別途小型キャリパーを用意する必要がなく、コストパフォーマンスも抜群です。
さらに、Hardrace製のキャンバーアジャスターや調整式リアアーム、リアスタビライザー、Summit製のエンジンバーやシャシー補強バー、High Line製のダンパーバーなども装着され、エアサスに対応しつつ、車体剛性の強化も図られています。
パワートレインについては、まずECUのステージ1チューニングが施され、その後、Bingo製のターボパイプ、BMCの高流量エアフィルター、GFB製のブローオフバルブ、そしてフルエキゾーストシステムが組み合わされ、パワーの向上が図られています。
これにより、大径ホイール装着による加速時の重さを適切に補っています。
Writer: 車訊網 CARNEWS
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