「LEXi(レキシィ)」インドネシアで発売 成長市場のプレミアムクラスに投入する125cc新型スクーター
ヤマハは、成長市場のインドネシアに新型スクーター「LEXi(レキシィ)」を投入します。インドネシアのスクーター市場は年間480万台規模で推移し、個人所得の上昇によりプレミアムクラスの需要が拡大しています。
インドネシアに投入するプレミアムスクーター、日本への導入は?
ヤマハ発動機は、インドネシアのスクーター市場で拡大するプレミアムクラスに向けて、高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点に注力し性能実現を図り開発された125cc“BLUE CORE”エンジン搭載スクーター「LEXi」「LEXi-S」を2018年4月より順次新発売されます。
「LEXi」は、“High Value”Utility Commuter(ハイ バリュー ユーティリティ コミューター)をコンセプトに開発され、プレミアムクラスのエントリーモデルとして、インドネシアでの裾野拡大を図っています。
「LEXi」の主な特徴は、欧州で展開中のスクーターを連想させるデザインやフルデジタルメーターなどの機能、125ccとは思えないボディサイズ、可変バルブ機構を採用した“BLUE CORE”エンジンと燃費に貢献するストップ&スタートシステム採用しています。
また、「LEXi-S」は、スマートキーとサブタンク付リアサスペンションを装備した上級モデルです。
インドネシアのスクーター市場は年間480万台規模で推移し、価格帯によりベーシック、スタンダード、プレミアムと3クラスに大別している中で、個人所得の上昇によりプレミアムクラスの需要が拡大、今後もさらなる成長が見込まれています。
また、日本導入や世界販売の可能性についてヤマハ発動機広報部は「インドネシア「LEXi」の日本導入予定はございません。(タイでの導入予定はございます)」とのことです。最近注目されることが多い原付2種クラスですが、今後日本からの声が大きくなれば導入される可能性もあるかも知れません。
インドネシア国内の希望小売価格は、「LEXi」1995万ルピア、「LEXi-S」2280万ルピアです。
なお、発売から1年間のインドネシア国内での販売計画台数は、両モデル合計15万台です。
【了】