約200万円! ダイハツの「“高級”コンパクトミニバン」!? 全長4.2m級の「ちょうどイイサイズ」に「8人」乗れる! ギラギラグリルもイイ尼国のロングセラーモデル「ルクシオ」とは
ダイハツの海外市場向けモデルには、「ルクシオ」という3列シートのコンパクトミニバンが存在しています。いったいどのようなクルマなのでしょうか。
日本にはない「コンパクトミニバン」が気になる!
ダイハツ「LUXIO(ルクシオ)」はインドネシア市場などで展開されている3列シートのコンパクトミニバンで、2009年から販売が続いているロングセラーモデルです。
2025年現在も販売が続いており、ファミリーユースなどで根強い人気を誇っているようです。

ルクシオのボディサイズは、全長4215mm×全幅1710mm×全高1915mm。
コンパクトなサイズながら、全高1900mm超の背の高いスタイルで、室内のゆとりを強調しています。
商用バン「グランマックス」(日本では「グランマックスカーゴ」)をベースに開発された乗用モデルで、室内は3列シートレイアウトとし、乗車定員は8人です。
2列目と3列目は多彩なシートアレンジの可能で、人数や荷物に応じて柔軟に使い分けられる点も魅力です。
搭載されるパワートレインは、1.5リッター直列4気筒エンジンで、最高出力97PS・最大トルク134N・mを発揮します。
トランスミッションには5速MTと4速ATが用意され、駆動方式は後輪駆動(FR)となっています。
高めの最低地上高を備えることで、舗装されていない路面でも安定した走行性能を発揮することができます。
デザイン面では、2023年の改良によってフロントマスクが刷新され、シルバーの大型グリルやメッキ加飾を用いたバンパーが加わり、上級感のある顔つきに生まれ変わりました。
コンパクトながら押し出し感のある外観は、インドネシアのユーザーからも「カッコイイ」との声が寄せられているようです。
グレードは標準仕様の「D」と、内外装を上質に仕上げた「X」の2種類で、価格はDが2億4075万ルピア(約209万円)、Xが2億5995万ルピア(約226万円)となっています。
かつてダイハツが国内で販売していた3列シートミニバンの「アトレー7」や「ブーンルミナス」といったモデルが近い立ち位置でしたが、現在はラインナップも消滅してしまいました。
ベースのグランマックスは、兄弟車のトヨタ「タウンエースバン」とともにインドネシア製のモデルが国内へ導入されていますが、ルクシオのような乗用仕様は当初より販売されていません。
仮に200万円台前半の廉価な設定なら、少なからず需要もありそうですが、日本の安全基準などを考えるとそう簡単ではないようです。
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