「実効空力」とはナニモノだ!? たった「時速20km」で“効果アリ”って本当なの? ホンダアクセスの“コンセプト”を愛車「ロードスター」で実体験してみた

ホンダアクセスによる「実効空力」の考え。日常の速度域でも空力効果を実感できるといいます。一体どういうことなのでしょうか。若手ジャーナリストの西川 昇吾氏がレポートします。

時速20kmの「N-BOX」で“効果アリ”

 自作でシェブロンを作ったら、今度はコースへと移動。

 シェブロンをマイカーに取り付ける前に、まずはノーマルのホンダ「N-BOX」でその効果を体感します。装着するのはルーフエンド、シェブロン取り付け前後で乗り比べてみました。

たった20km/hなのに効果を実感!
たった20km/hなのに効果を実感!

 最初に外した状態で試乗し、その直後に装着して走行。

 すると、時速20キロにも満たないような最初の凸凹道でもその違いが分かります。振動の収束が速く、角が取れて乗り心地が良くなった印象です。

 また、コーナリングに向かう時のブレーキングやターンインでの安定感が増していて、より楽にコーナーを走ることが出来ます。

 後席でも乗り心地が良くなっているのは体感できるので、実効空力は全席にメリットがあると感じました。

 ただし、このように書くと「本当?」と言われてしまいそうですが…最初の凸凹道での試乗はちょっとした駐車場でも出来そう。

 なので、筆者は「この部分だけでもいいから、是非ディーラーでの体感試乗会を開催してください!」と思いました。それだけ多くの人にも分かりやすく効果が出るのです。

【画像】「えっ…」 これが「実効空力」の効果です! 画像で見る(30枚以上)

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