東名~下田が信号ゼロ!? 半島つらぬく「伊豆縦貫道」工事進行中 トンネル着工&橋脚ニョキニョキ 悲願の全通へどこまで進んだのか

東名高速から伊豆半島の先端まで、「信号ゼロ」で直結する高規格道路「伊豆縦貫道」の工事が進んでいます。一体どこまで工事が進んでいるのでしょうか。

悲願の「伊豆半島まるごと信号ゼロ」へ

 東名高速から伊豆半島の先端まで、「信号ゼロ」で直結する高規格道路「伊豆縦貫道」の工事が進んでいます。
 
 一体どこまで工事が進んでいるのでしょうか。

2023年3月に開通した伊豆縦貫道の河津七滝IC(画像:国土交通省)
2023年3月に開通した伊豆縦貫道の河津七滝IC(画像:国土交通省)

 伊豆縦貫道は、東名「沼津IC」から分岐し、三島市街の郊外を経由して、伊豆半島の「背骨」にあたる修善寺・月ヶ瀬・天城峠を経由して、最南端の下田へ到達します。

 全通すれば、観光地を多く抱える伊豆半島にとって、悲願の「信号ゼロ」高規格ルートの完成となります。国道135号・国道136号・国道414号しか移動手段が無かった同エリアの移動が、格段にスムーズになります。

 特に下田にとっては、関東圏からの定番観光地でありながら、果てしない道のりであり、途中に渋滞ポイントも多いため、全通にかける思いは強くなっています。沼津~下田の所要時間はわずか60分に短縮される試算になっています。

 現時点で開通済みなのは、伊豆中央道を含めると「東名~修善寺~月ヶ瀬」です。あとは本格的な山岳区間である「天城峠越え」が待ち受けるのみで、抜けるといよいよ下田市街です。

 下田市内では、2023年に先行区間の河津七滝IC~河津逆川IC(3.0km)が開通し、桜花見の季節の大渋滞も大きな緩和効果が見られました。

 その先では今年2月にトンネルが新規着工されるなど、中心街到達に向けて、工事が本格化しています。

 3月24日には、2月時点での工事最新状況が公開されました。それによると、谷を抜ける橋梁もつぎつぎと橋桁が架かり、トンネルも順調に完成に近づいている様子がうかがえます。

 気になる天城越えですが、峠の手前(茅野地区)までが2023年に事業化。メインとなる長大トンネルの部分は、事業化に必要な手続きまでは完了しているため、あとは時間の問題となっています。

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