謎のATシフト「Nレンジ」いつ使う?「燃費節約」説あるけど…実は「思わぬ大事故」招く危険も!? 知っておきたい「納得の存在理由」とは
多くのAT車には、シフトレバーに「N」レンジが用意されています。この「N」レンジとは一体どんなシフトなのでしょうか。またどういった時に使うのでしょうか。
Nレンジって何に使うの?
AT車を運転する場合、シフトレバーは通常「P」「D」「R」のいずれかを使うことが多いでしょう。
しかし多くのクルマには、もうひとつ「N」レンジが用意されています。
この「N」レンジとは一体どんなポジションなのでしょうか。またどういった時に使うのでしょうか。

「N」はニュートラルを意味し、マニュアル車でいうところの「どこのギアにも入れていない」状態です。
つまりギアがエンジンと離れた状態です。Nレンジに入っていると、アクセルを踏んでエンジンがいくら回転しても、動力として伝わりません。
この仕組みを理解しているドライバーの中には、以下のような場合にNレンジを活用しています。
「Nレンジだと、クリープ現象でうっかりクルマが前に進むことがない。サイドブレーキさえ掛ければ、安心してブレーキペダルから足を離せる。足の休憩になる」
また上の年代では、こういう人もいるかもしれません。
「ギアとエンジンが離れているから、トルクコンバーターも動かず、ガソリンが節約できる」
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