全長4.3m切り! マツダ最小「小さな“高級”SUV」がスゴい! 豪華インテリア×「ちょうどイイサイズ」でサイコー! 「精悍顔」もカッコいい“完熟”モデル「CX-3」とは

マツダ最小のコンパクトSUV「CX-3」は、2015年2月の発売からちょうど10年が経過しました。その魅力について紹介します。

ライバル車にはない「独自性」が魅力のコンパクトSUV

 マツダのコンパクトSUV「CX-3」は、2015年2月のデビューからちょうど10年が経過しました。
 
 2024年1-12月の合計販売台数は8050台、登録車販売台数ランキングでは47位と、モデル末期にしては健闘しています。

クラスを超えた高級感! マツダ「CX-3」のインテリア[画像は特別仕様車「15S Urban Dresser」]
クラスを超えた高級感! マツダ「CX-3」のインテリア[画像は特別仕様車「15S Urban Dresser」]

 現在も一定の人気を維持している理由のひとつは、マツダは頻繁に商品改良を行い、モデルの熟成を図っていることでしょう。

 CX-3は2015年2月の発売からわずか10か月後という短いスパンで、初回の一部改良を実施しています。

 その後は、2015年12月、2016年10月、2017年6月と年に1度は一部改良を実施し、2018年5月にはマイナーチェンジが行われます。

 続いて2020年5月、2021年10月、つまりほぼ年次ごとに改良され、モデルの熟成を図ってきました。

 その後マツダは、2022年6月にCX-3の国内製造を終了し、以降はタイ工場製CX-3の輸入を開始しました。

 そして2023年9月、ここでも一部改良を実施。装備の充実化や内外装の質感向上、カラーラインナップの追加といったもので、さらに商品力が強化されました。

 こうした絶え間ない商品改良に加え、そもそものキャラクターもライバルにはない独自のものでした。

 マツダが得意とする高級感を演出した内外装デザインで、いわゆる「小さな高級車」路線というべきプレミアム感を訴求したことが功を奏しています。

 ボディサイズは、全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mmとコンパクトで、都市部でも扱いやすい寸法であることもCX-3の良さです。

 マツダには「CX-30」や「CX-5」など上位クラスのSUVも多く、CX-3では前席2人乗車の使用を中心と捉えるパーソナルユースモデルと割り切ったパッケージングも特徴でしょう。

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