ホンダ新「デカいSUV」発表! 「100万円以上」オトクな“税額控除”も! シンプルなモダンデザイン×「Hondaロゴ」採用! “出力アップ&航続距離進化”の「プロローグ」2025年モデル米国で登場!
2025年3月3日、ホンダの米国法人が「プロローグ」の2025年モデルを発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
人気の「プロローグ」が進化
2025年3月3日、ホンダの米国法人がミッドサイズSUV「プロローグ」の2025年モデルを発表しました。

プロローグは、ホンダがゼネラルモーターズ(GM)と共同で開発したBEV(バッテリー式電気自動車)です。
両社の技術とノウハウを融合することで、従来のホンダ車にはない新しい価値を持つモデルとして2021年に発表された後、日本でも「ジャパンモビリティショー2023」で初公開され、多くの注目を集めました。
実際に2024年第4四半期(10月から12月)には、テスラを除くアメリカのEV市場で最も売れたモデルになるなど、人気を博しています。
ボディサイズは全長4879mm×全幅1989mm×全高1643mmと堂々とした大きさで、ホイールベースは3094mmと広く、ゆとりのある室内空間が特徴です。
エクステリアは「シンプルさの中に力強さ」をテーマに、低く構えたシルエットと幅広いスタンスが洗練された印象を与えます。
フロントフェイスは未来的でありながら過剰な装飾を避けたすっきりとしたデザインで、サイドビューはシームレスなラインがエレガントさと力強さを両立させています。
リアには「Honda」ロゴをあしらった特徴的なテールライトが採用され、日本国内のホンダ車とは異なる特別感が楽しめます。
インテリアは水平基調のモダンなデザインで、落ち着いた雰囲気が魅力です。
中央に配置された11.3インチの大型ディスプレイは直感的な操作が可能で、使いやすさにも配慮されています。
そんなプロローグですが、今回の2025年モデルでは、パワーユニットがアップグレードされ、出力と航続距離が向上しました。
グレードは「EX(イーエックス)」「Touring(ツーリング)」「Elite(エリート)」の3種類で、エントリーモデルのEXから最上級のEliteまで、ニーズに合わせた選択が可能です。
パワートレインでは、シングルモーターの2WD(FF)モデルがEXとTouringに設定され、最高出力220馬力(+7馬力)、最大トルク243lb-ft(+7lb-ft)に向上しています。
一方、デュアルモーターのAWDモデルは最高出力300馬力(+12馬力)、最大トルク355lb-ft(+25lb-ft)と力強さが際立ち、安定した走りを実現します。
これによりEPA航続距離も伸び、2WDモデルで約495km(+約20km)、AWDモデルのEXとTouringで約473km(+約21km)、Eliteで約455km(+約16km)となっています。
バッテリーは85kWhのリチウムイオンパックで、最大150kWのDC急速充電に対応しています。
わずか10分間で約105kmの走行が可能な充電速度は、外出先でも便利です。
さらに、ホンダは2030年までに北米で約10万箇所のDC急速充電ポイントを整備する計画を進めており、これによってIONNAやテスラのスーパーチャージャー、EVgo、Electrify Americaなどのネットワークが利用可能となる見込みです。
装備も充実しており、19インチアルミホイール、Google内蔵のインフォテイメントシステム、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Auto対応、ワイヤレス充電器、10ウェイパワードライバーシート(ランバーサポート付き)、ヒーター付きフロントシート、ホンダセンシングなどが標準で備わっています。
これらは快適性と安全性を高め、日常から冒険的なドライブまで幅広く対応します。
なお、価格は据え置きで、4万7400ドル(約696万円)から5万400ドル(約740万円)ですが、さらに、全モデルが7500ドル(約110万円)のEV連邦税優遇措置の対象となっていることから、実質3万9900ドル(約586万円)から購入できる点も魅力的です。
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