トヨタの「“スライドドア”小型バン」がスゴい! 「カクカク」デザイン×全長4.4m級の「ちょうどイイ」サイズ! スッキリ顔の欧州モデル「プロエースシティ」どんなクルマ!?
トヨタが欧州市場向けに展開するスライドドア付きの小型バン「プロエースシティ」とは、どのようなクルマなのでしょう。国内での発売はあるのでしょうか。
日本でも欲しいユーザーは少なくない!?
トヨタが欧州で展開するスライドドア付きの小型商用バン「プロエースシティ」とは、いったいどのようなクルマなのでしょうか。
また日本へ導入される可能性はあるのでしょうか。
![国内導入にも期待! 写真はトヨタ「プロエースシティ ヴァーソ」3列シート仕様[欧州仕様]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/03/20250307_TOYOTA_PROACECITY_001.jpg?v=1741336196)
2019年より欧州で販売を開始したプロエースシティ。
実用的な後席両側のスライドドアを備え、貨物用途から多人数乗車まで対応する様々なラインナップを用意しています。
シンプルな商用バン仕様に加え、2列シートハイトワゴンおよび3列シートミニバンの車名は「プロエースシティ ヴァーソ」とし、乗用モデルとして装備の充実も図られています。
ちなみにこのクルマは、欧州で提携を結ぶステランティスグループからOEM供給を受けたモデルであり、日本にも正規輸入されているプジョー「リフター」/シトロエン「ベルランゴ」/フィアット「ドブロ」などとは兄弟車の関係にあります。
ボディサイズは、ショートホイールベース版(L1)が全長4403mm×全幅1848mm×全高1796-1825mm、ホイールベース2785mm。
ロングホイールベース版(L2)が全長4753mm×全幅1848mm×全高1812-1820mm、ホイールベース2975mmです。
プロエースシティ ヴァーソの3列シート版は、このL2がベースとなります。
高い全高に加え、パッケージングにも配慮したスクエアなスタイリングのおかげで、広い室内および荷室空間を確保しています。
搭載されるパワートレインは欧州で人気のクリーンディーゼルエンジンなどに加え、2021年にはBEV(バッテリーEV:電気自動車)の「プロエースシティ Electric(エレクトリック)」も設定されるなど、いち早く環境対策も行われました。
2023年11月にはマイナーチェンジモデルが発表され、2024年春より欧州各地で順次発売を開始しています。
従来型とは異なり、トヨタの最新デザイン言語を反映するすっきりしたフロントマスクに変更されたほか、グレードによりフルLEDヘッドライト、アルミホイールなども設定します。
室内もステアリングホイールデザインを一新。フルデジタルディスプレイや統合ナビゲーションを備えた最新のインフォテインメントシステムをはじめとする最新の機能が盛り込まれ、コネクティッド機能も全車種に搭載可能です。
さらに、BEVモデルはバッテリーなどのアップデートを図り、これまでのモデルよりも50km増となるクラストップの航続距離330km(メーカー公称値)に向上しました。
欧州での販売価格は、2万4710.35ユーロ(約403万円)から。乗用仕様のプロエースシティ ヴァーソは、2万4835ユーロ(約405万円)から設定されます。
そんなプロエースシティですが、いまのところ国内への導入はありません。今後、日本に登場する可能性はあるのでしょうか。
例えばプロエースシティ Electricは、国内ラインナップにない商用EVであり、導入されてもおかしくないでしょう。
また、欧州で人気の高いキャンピングカー需要に対応する純正キャンパー仕様も、アウトドア派のユーザーから支持されそうです。
現在の国内ラインナップを補完したり、新たな需要を掘り起こすモデルとして、プロエースシティの日本登場に期待したいところです。
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