トヨタ最新型「“高級”SUVミニバン」公開! タフ顔&“豪華”内装が超カッコイイ! 全長4.7m級ボディの「イノーバ ゼニックス」尼国に登場し人気に
トヨタのインドネシア法人は、インドネシア国際モーターショーで「イノーバ ゼニックス」を実車展示。さらに販売が好調と発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタのSUVミニバンが人気!
2025年2月27日(現地時間)トヨタのインドネシア法人「トヨタ・アストラ・モーター(TAM)」は、2月13日から23日まで開催されたインドネシア国際モーターショー(IIMS)2025で、「キジャン イノーバ ゼニックス ハイブリッド(以下イノーバ ゼニックス)」を実車展示しました。
同イベントで、トヨタ車全体で合計2,728台の注文を獲得したといいますが、イノーバゼニックスが最も好調な販売を記録したといいます。

イノーバゼニックスは、2022年11月21日にインドネシアで発表。このモデルは、「キジャン」シリーズのミニバンでトヨタの新興国向け世界戦略車「IMVシリーズ」の中核を担った「キジャン イノーバ」の後継車にあたり、3世代目となります。
3代目となったイノーバ ゼニックスは、従来のラダーフレーム構造からモノコック構造の「GA-C」プラットフォームに変更され、トヨタの次世代車両構造「TNGA」が採用されました。これにより、車両の剛性向上と軽量化が図られ、走行安定性と快適性が高められました
パワートレインには、システム総合最高出力186PSを発生する2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されており、トランスミッションはCVTとなっています。
エクステリアデザインは「グラマラス&タフ」をコンセプトとし、大型フロントグリルやスリムなLEDヘッドライトが精悍な印象を与えます。ボディサイドは直線的なAピラーと傾斜したDピラーにより、SUVらしい力強さを演出しています。
足元には18インチのアルミホイールが装着され、テールランプには立体的な造形が取り入れられています。
インテリアには、新設計のパノラミック・リトラクタブル・ルーフやオットマン付きのキャプテンシート、スマートフォン接続機能を備えた10インチのヘッドユニット、後部座席用の10インチデュアルリアシートエンターテインメントシステムなど、先進装備を充実させています。
また、最新の「トヨタセーフティセンス 3.0」を採用することで安全性も高められています。
さらにイノーバゼニックスは、インドネシア市場において、ハイブリッド仕様を全グレードに設定する最初のトヨタ車であり、環境性能と快適性を兼ね備えたモデルとして注目されています。
今回の販売実績は、政府による物品税3%優遇措置や、ラマダン明けの大型連休「レバラン」に向けた買い替え需要の高まりが追い風となり、電動化モデルへの関心が一段と高まった結果とトヨタのインドネシア法人は伝えています。
トヨタのインドネシア法人で副社長を務めるヘンリー・タノト氏は、「環境負荷の少ないモビリティへの関心の高まりと、国内生産による経済効果が相まって、今後もハイブリッド車の需要は伸びていくでしょう」とコメントしました。
今回のIIMS 2025での好調な結果は、トヨタのハイブリッド戦略がインドネシア市場で着実に浸透していることを示しており、今後のさらなる成長が期待されます。
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