日産「セレナ」四駆のe-POWERが早くも人気! シフトレバー廃した「“ツルツル”シフト」がスゴい! 定番ミニバンの斬新すぎるインテリアとは?
日産を代表するミニバンが「セレナ」です。もともと人気のあるミニバンですが、電動四駆の「e-4ORCE」搭載モデルが追加され、注目が集まっています。
e-4ORCE追加で人気を集める「セレナ」
日産は、ミドルサイズミニバン「セレナ」に、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載したモデル追加し、2024年11月に発売しました。
初代セレナは1991年に登場。扱いやすいサイズで多人数が移動できることから、ファミリーカーの定番モデルとして人気を博してきました。

現行モデルは6代目にあたり、2022年11月にガソリン車が、そして2023年4月に「e-POWER車」が発売されました。
ボディサイズは全長4690mm-4765mm×全幅1695mm-1715mm×全高1870mm-1885mm、ホイールベース2870mmです。
パワートレインは2リッター直列4気筒エンジンを搭載したガソリン車と、1.4リッター直列3気筒エンジンと走行モーターを搭載したe-POWER車がラインナップされています。
駆動方式は、ガソリン車はFFと4WDが用意されており、e-POWERはこれまでFFのみだったのですが、今回新たに4WDのe-4ORCEが追加されました。
グレードは、ガソリン車が「X」「XV」「ハイウェイスターV」となっており、全車が8人乗り。
e-POWERもX、V、ハイウェイスターVは同様ですが、最上位グレードとしてハンズオフドライブが可能なプロパイロット2.0を搭載した「LUXION(ルキシオン)」が設定され、乗車人数はFFが7人、4WD(e-4ORCE)が8人です(LUXIONはFFのみ)。
電動四駆のe-4ORCEはe-POWERのX、V、ハイウェイスターVに設定されており、2025年1月時点で約4700台が販売されるなど、早くも人気になっています。
「エクストレイル」や「アリア」でも定評があるe-4ORCEは、前後輪を最適に駆動コントロールすることで、雪道や山道なども安心して走ることが可能。前後の駆動力と4輪の制動力を緻密に制御するため、オンロード走行時でもコーナリングにおいて優れた回頭性を発揮します。
そして、カーブや減速時の車両姿勢の変化を抑制し、乗員の頭の動きなどを減らすことで車酔いの低減にもつながることも、ミニバンとしてはうれしい効果だといえるのではないでしょうか。
さらに、リアフロアやリアサスペンションを新設計し、モーターの配置などを最適なレイアウトとしたことで、FFモデルと同等の室内空間を確保し、実用性も兼ね備えました。
パワートレインや駆動方式など、豊富なバリエーションから選べるようになったセレナですが、内装も注目すべきポイントといえます。
フロントシートに座ると合皮のドアクロストリムや木目調フィニッシャーが目に入り、落ち着いた印象のインテリアになっています。
また、特徴的なのがシフトセレクターで、レバー式ではなく“ボタン式”を採用。突起物がないツルっとしたシフトボタンとすることでインパネ周りをスッキリさせつつ、フロントシートから2列目シートへの移動のしやすさも確保しました。
シート色は「プレミアム」「ブラック」「グレージュ」から選択可能。プレミアムのシートは合皮、ブラックはジャガード織物/トリコット(撥水加工)&合皮コンビと織物/トリコットの2種、そしてグレージュは織物/トリコットです。
また、ブラックの撥水シートや同じくブラックの防水シート(オプション)も選べます。
多彩なシートアレンジもセレナの特徴です。2列目シート(助手席後ろ)を最大限前にスライドさせて運転席から様子を見やすくするベビーケアモードや、大人6名が快適に過ごせる6人旅モードなど用途に合わせたシートアレンジができます。
ちなみに8人乗りモデルでは2列目中央シートを使用すれば8名乗車、前席アームレストとして使用すれば7名乗車、乗車人数をフレキシブルに変えられるのも特徴となっています。
※ ※ ※
セレナの価格(消費税込)は、ガソリン車が271万9200円から343万5300円、e-POWER車が324万8300円から484万7700円です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。