ホンダ最新「“3列7人乗り”SUV」がスゴイ! 全長4.5m級ボディに「VTECエンジン×6速MT」仕様も! ブラック外装&“高級感ある内装”が魅力の「BR-V N7X エディション」インドネシア仕様に注目!

ホンダが国内で展開するSUVは、どのモデルも2列シート5人乗りのレイアウトを採用していますが、海外市場では3列7人乗りの大人数乗車に対応したSUVが存在しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。

3列7人乗りだけど大きすぎないサイズ感が魅力

 ホンダは国内のSUVラインナップとして「WR-V」「ヴェゼル「ZR-V」」「CR-V e:FCEV」の4車種を展開しています。
 
 どのモデルにも2列シート5人乗りのレイアウトを採用していますが、海外市場では3列7人乗りの大人数乗車に対応したSUVが存在しています。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

ちょうどいいサイズの7人乗りSUV「BR-V」とは?
ちょうどいいサイズの7人乗りSUV「BR-V」とは?

 その代表格ともいえるのが、「BR-V」です。

 BR-Vは、ホンダが製造・販売するクロスオーバーSUVに分類される車種で、日本では販売されていないものの、アジアの新興国を中心に支持されています。

 具体的には、インドネシア、タイ、フィリピンといった市場で展開されており、3列シートを持つ7人乗り仕様が特徴です。

 このレイアウトは、大家族や多人数での移動を想定した設計で、特に子育て世代やファミリー層に訴求することを目的に開発されました。

 初代モデルが2015年に登場し、フルモデルチェンジを経て2021年11月にインドネシアで受注を開始したのを皮切りに、現在の2代目が現行モデルとなっています。

 新興国特有の悪路が多い環境を意識し、都市型SUVと比べて高い走破性を備えている点も、このクルマの大きな魅力です。

 ボディサイズは、全長4490mm×全幅1780mm×全高1651mm-1685mm、ホイールベース2700mmと、大きすぎないサイズながら7人乗りを可能にする絶妙なバランスを誇ります。

 なかでも「BR-V N7Xエディション」は、2代目BR-Vをベースに、開発の原点ともいえる「N7Xコンセプト」のデザイン要素を取り入れた特別仕様車です。

 N7Xコンセプトは、2代目BR-Vの発売前に公開されたプレビューモデルで、車名は「New 7-Seater eXcitement(新しい7人乗りへの興奮)」を意味します。

 このコンセプトカーはユーザーから高い評価を受け、その反響を受けて市販モデルに反映されました。

 N7Xエディションでは、コンセプト時のスタイリッシュな要素を継承しつつ、実用性を損なわない仕上がりとなっています。

 エクステリアでは、専用エアロパーツが採用され、フロントアンダースポイラーやサイドスカート、リアスポイラーが力強い印象をプラス。

 また、専用色として「サンドカーキパール」が導入され、落ち着いた中にも個性が光るカラーリングとして存在感を放っています。

 さらに、ブラック仕上げのドアミラーや17インチアルミホイールがスポーティさを強調させているのもポイント。

 内装では、レザー張りのシートやステアリングが採用され、従来のBR-Vよりも上質な空間が演出されています。

 ダッシュボードには7インチのタッチスクリーン式インフォテインメントシステムを搭載し、スマートフォン連携にも対応。

 3列シートは柔軟にアレンジ可能で、荷物が多い場合でも対応できる広いラゲッジスペースも確保されています。

 パワートレインは、1.5リッターi-VTEC DOHCエンジンを搭載し、最大出力121馬力、最大トルク145Nmを発揮。

 トランスミッションはCVTまたは6速MTが選択でき、用途や好みに応じた走りが楽しめます。

 安全面では、先進運転支援システム「ホンダセンシング」が搭載されており、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、車線維持支援などが含まれます。

 なお、インドネシアでのBR-V N7Xエディションの価格は、約3億2550万ルピア(約297万円)から3億7040万ルピア(約338万円)です。

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