トヨタ「新ハイエース」発売! エンジン出力アップ×足回り強化した「ダークプライムS」登場! 20周年の「豪華モデル」通常仕様と何が違う?
トヨタは、人気のバン「ハイエース」の現行モデルの発売20周年を記念して、特別仕様車「スーパーGL “DARK PRIME S”」を発売しました。通常グレード「スーパーGL」との違いは何でしょうか。
豪華な特別仕様車が登場!
トヨタは人気のバン「ハイエース」に、現行型発売から20年経ったことを記念して特別仕様車「スーパーGL “DARK PRIME S”(ダークプライムS)」を追加し、2025年2月7日に発売しました。
通常グレード「スーパーGL」をベースとしたモデルですが、どのような違いがあるのでしょうか。

初代ハイエースは1967年10月に発売された商用バンです。現行モデルは2004年8月に登場した5代目で、あらゆる業種のさまざまな現場で人々の仕事を支えてきました。
今回設定されたスーパーGL “DARK PRIME S”のボディサイズは全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mm、ホイールベース2570mm。スーパーGL(ロング・標準ボディ・標準ルーフ)の寸法と同じですが、ハイエースにはほかにもボディの幅や長さ、ルーフの高さが異なる仕様が複数存在します。
スーパーGL “DARK PRIME S”のパワートレインは、2.8リッター水冷直列4気筒ディーゼルターボに6速オートマチック(6 Super ECT)を組み合わせており、燃費(WTLCモード)は2WDが12.4km/L、4WDが11.6km/Lです。
ポイントとなるのは、エンジンにも手が加えられたことでしょう。最大出力が151馬力から158馬力に、最大トルクが300Nmから330Nmへ向上したほか、サスペンションには専用のショックアブソーバーを採用。
余裕のあるトルクフルな走りと、空車状態でも心地の良いしなやかな乗り味を実現しました。
エクステリアの主な変更点は、クリアスモーク加飾が施されたLEDヘッドランプ、プラチナサテンメッキが施されたメッキフロントグリルとメッキバックドアガーニッシュで、いずれも通常モデルとは異なる引き締まった印象を与えます。
一方、インテリアの主な変更点はブラックアウトされたルーフ&ピラー、それにシフトノブやインストルメンタルパネルアッパー部のカーボン調加飾などで、商用バンの域を越えたスタイリッシュな雰囲気となっています。
また、シフトノブに使用された本革やフロントドアトリムとシート表皮に使用した合成皮革など、レザーが使用されているのも特徴です。
「S」の専用刺繍が入ったフロントシートや、各ドアに取り付けられた専用スカッフプレートが20周年を記念した特別なモデルであることを表現しています。
スーパーGL “DARK PRIME S”の価格(消費税込)は2WDが420万円、4WDが450万1200円です。
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ハイエースは単なる商用車としてではなく、キャンプやアウトドア、さらに車中泊などプライベートユースでもニーズの高いクルマです。
ハイエースには根強いファンがおり、今回発表された特別仕様車もファンやハイエースのヘビーユーザーにとっては大切な1台となるでしょう。
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