筑波“分切り”なるか!? ナンカン新作スリックタイヤ「SL-1」をプロドライバー蘇武喜和がテスト グリップは? 特性は? そのすべてが明らかに!【PR】
タイヤ通信販売大手のオートウェイが2026年1月に発表・発売した、NANKANGの競技用スリックタイヤ「SL-1」の実力を試すため、レーシングドライバーの蘇武喜和選手が筑波サーキット コース2000でテストを行いました。目標タイムはズバリ「1分切り」です! いったいどのような結果になったのでしょうか?
アタックシーズン真っただ中! 注目の新作ハイグリップタイヤ「SL-1」
2025年の冬から始まった今季のタイムアタックシーズンは、年が明けた2026年1月の今、まさにシーズン真っ最中です。
今シーズンは各タイヤメーカーが新作のハイグリップタイヤを発表・投入していますが、「NANKANG SL-1(以降SL-1)」も関係者の間で話題になっているタイヤのひとつに間違いないでしょう。


今回は、その「SL-1」の実力を確かめるべく、発売前の「SL-1」をトヨタ「GR86」に装着し、筑波サーキット コース2000(茨城県下妻市)でテストを行い、「筑波分切り」に挑戦しました。
テスト車両のGR86は、HKSのボルトオンターボキットが装着されており、ダイナパックの係数1.0で392馬力を発生。エアロキットやサスペンションもHKS製で統一されていますが、公道を走れるナンバープレート付きの車両となります。
また、テストを担当するドライバーは、スーパー耐久にも参戦するプロドライバー、蘇武喜和(そぶ よしかず)選手です。

当日のサーキット周辺の天気は快晴。サーキット現地の気温は14°c、気圧は1012.7hPa、路面温度18°cと、サーキットテストを実施するには問題のないコンディションです。
NANKANG「SL-1」とは? 日本導入の狙いも担当者に聞く

まずは、「SL-1」というタイヤのことをお伝えしておきましょう。「SL-1」は、タイヤ通信販売大手のオートウェイが 2026年1月9日開幕の「東京オートサロン2026」で発表した競技用スリックタイヤで、もともとはNANKANGがニュルブルクリンク耐久レース参戦チームに向けて約5年前に開発したモデルです。
当日のテストに立ち会ったオートウェイの担当者はこう語ります。

「『SL-1』は、欧州市場ではすでに10サイズ前後が展開されており、高い評価をいただいている競技専用のタイヤです。昨今の日本でタイムアタック競技が盛んなことは認識していましたが、日本向けNANKANGタイヤの中で最もグリップ力が高い『CR-S』は、極限までタイムを求めるユーザーには選んでいただけていない印象でした。
そこで、日本のユーザーにもNANKANGタイヤを履いてサーキット走行をより楽しんでいただくために、競技用スリックタイヤの『SL-1』導入を決定しました」


今回のテストに使う「SL-1」のサイズ表記は「240/640R18」。いわゆる競技用タイヤのサイズ表記で、幅は240と表示されていますが、実際の幅はもう少し太く、ラジアル換算では 265/35R18サイズに相当します。
265/35R18サイズであれば、今回テストしたGR86をはじめ、GRヤリス/カローラ、シビックタイプR、S2000、スカイラインGT-Rなど、多くのスポーツモデルに装着可能でしょう。なお、溝が全くないスリックタイヤですが回転方向が指定されています。
そして、何よりも驚くのがその価格設定です。240/640R18サイズで、送料税込4万2490円と非常にリーズナブルな価格を実現しています。
蘇武選手がタイヤをチェック「見ただけでは実力が全くわからないが…」

テスト開始前に、蘇武選手がピットで「SL-1」の実物に触れてチェックをします。蘇武選手は日本市場初投入のタイヤに興味津々で、トレッド面やサイドウォールをじっくり確認していました。
「ひととおり確認しましたが、正直ポテンシャルはわからないですね(笑)。いつもならトレッドパターンを見てどういった特性なのか、といったことが想像できるんですが、これは溝が全くないスリックタイヤなので、想像のしようがないです。ただ、コンパウンドはけっこう柔らかめな印象ですね」

蘇武選手はそう話すと、用意したGR86へ乗り込み、ピットロードに向かって静かに走り出しました。
コースイン後のウオームアップ時点から高いグリップを体感

後で聞いた蘇武選手の印象によると、コースに入って1コーナーを曲がった瞬間から、スリックタイヤらしさのある高いグリップを感じたとのこと。
熱が入らない状態の競技用タイヤは、全くグリップせずに滑ってしまうものもあるそうですが、「SL-1」にそれは当てはまらないようです。
また、熱の入りも比較的良いようで、ある程度の温度までは自走での熱入れも可能とのことでした。筑波サーキット コース2000を3周走り、じっくりと熱を入れた後、ついにアタックラップに入ります。
アタック開始!“奥まで突っ込む”勇気を与えてくれる「SL-1」

「SL-1」のウオームアップを終えた蘇武選手は、最終コーナーのクリッピングポイント付近からアクセルを踏み足していき、GR86をレコードラインに乗せていきます。
1コーナーでの印象を蘇武選手は後にこう語っています。
「一瞬、“奥まで突っ込んで大丈夫かな?”と迷ったんですよね。でも、タイヤを信じてブレーキングポイントを思い切り遅らせました。『SL-1』はその期待にしっかり応えてくれて、GR86は高い車速のまま1コーナーをクリアすることができたんです」
続いて第1ヘアピン進入のブレーキングではわずかな横方向のたわみを感じたそうですが、「たわみのおかげで滑り出しが穏やかになっている印象で、いきなりグリップが抜けることもなく扱いやすい」と蘇武選手は言います。
第1ヘアピンを抜けた後の80Rは、高い車速を維持しながらの緩やかな左コーナーで、クルマの空力とタイヤのグリップがモノを言う場面です。HKSのターボキットで大幅にパワーアップしたGR86にもかかわらず、蘇武選手はアクセル全開のまま抜けていきます。











































