ホンダ「“軽”NSX!?」実車公開! “市販”もしている「ミッドシップ軽量スポーツカー」が凄い! ミッドシップに「660cc」エンジン搭載でS660ベースのWONDER「NS660」 TAS2026で披露
2026年1月9日から幕張メッセで開催中の「東京オートサロン(TAS)2026」で、WONDERはホンダ「NS660」という「NSX」に似た小さなスポーツカーを展示。大きな話題を呼びました。
お!NSXじゃん……あれ?なんか小さいぞ!
2026年1月9日から幕張メッセで開催中の「東京オートサロン(TAS)2026」に、「ミニNSX」的なカスタムカー「NS660」が展示されました。
NS660は、ホンダの軽スポーツカー「S660」をベースに、同社のスポーツカー「NSX」のフォルムを再現したカスタムカーです。
製作したのは、三重県名張市で自動車販売やレンタカー、オリジナルパーツの製造販売などを行う株式会社WONDERです。
軽自動車規格のS660と、ワイド・ロング&ローなフォルムのNSXとは、エンジンが座席の後部に載るミッドシップ・レイアウト(MR)と、同じホンダのクルマである以外共通点はほとんどありません。
しかし、NS660では軽自動車の枠を超えたボディを与えることで、パッと見ではベースがS660だと思えないほどにNSXに変身しています。

その作り方はNSXのボディパネルを型取りしてS660にかぶせたのかというと、さにあらず。
WONDERのスタッフによると、
「軽自動車で何かカスタムカーを作ろうと思った時、S660のリアフェンダーが外れることを利用して、ボディキットを作ろうと思い立ちました。それなら大好きな初代NSXのカタチにならないかな、と考えたのです。
そこでパソコンでNSXの車体をぎゅーっと小さくして、バランスがよい形状を探り出しました。しかし、例えばヘッドライトをベース車の部品を使うと、ライトばかり大きくなってしまうので、すべて調整が必要でした。」と語ります。
両車にはボディサイズに大きな差があるため、単なるパネルの移植という単純な話で製作できないことがわかります。
実はこのNS660、昨年の東京オートサロン2025で初登場して大きな反響を呼んだモデルです。2025年5月からは市販をスタートしており、ボディキットのみで143万円(消費税込み。以下同)、完成状態のコンプリートカーが250万円で販売されています。
しかも8月には、ロールバーなどを追加して軽自動車がメインに戦う耐久レース「K4-GP」に参戦。再び熱い視線を浴びました。残念ながらリタイアしてしまいましたが、170psに高めたエンジンも相まって、高い戦闘力を発揮しました。
そして今回は、ドアにゼッケンも残る参戦時の姿で展示。さらにドアはシザース式に変更、きらびやかに点滅する灯火類に変更した「ショースタイル」にドレスアップされていました。
見事にS660を「ミニNSX化」したNS660。その完成度の高さは「NSXだ!」と言って通り過ぎてしまったり、S66がベースであることに気づいて驚く来場者が数多くいたほどです。
このような楽しいアイデアと優れた技術が生み出すカスタムカーが見られるのも、オートサロンの醍醐味といえそうです。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。
























































