いすゞが「新型D-MAX」発表! 斬新ブルーの精悍「3段V字グリル」がカッコイイ! 新たな高性能「超静音ユニット」搭載の“実用トラック”登場! ノルウェーで今夏発売
いすゞのノルウェー法人は、新型「D-MAX EV」を受注開始しました。夏頃のデリバリー開始を予定しています。
最新ユニット×専用外装で高性能をアピール
いすゞのノルウェー法人は2025年2月25日(現地時間)、新型「D-MAX EV」を受注開始したと発表しました。
新型D-MAX EVは夏頃のデリバリー開始を予定しています。

D-MAXは2002年に登場した貨客兼用ピックアップトラック(PPV:Pick-up Passenger Vehicle)です。
いすゞの世界戦略車として、アジアや欧州、中東、アフリカ、中南米、オセアニアなど100か国以上の国と地域で販売されています。
現行型は、2019年10月に登場した3代目です。ノルウェーでは2020年に発売されています。
2023年10月には製造国のタイを皮切りに、各国でもデザイン変更を含む大幅改良が実施されています。2025年1月にもノルウェーで改良が実施されました。
プラットフォームはミディアムサイズSUV「MU-X」と共通し、高張力鋼板・フレーム構造の変更により高剛性化と軽量化を実現。
パワートレインは低燃費化と信頼性の向上を図ったディーゼルターボエンジンを採用し、仕向地により6速AT・6速MTが用意され、駆動方式もFRまたは4WDが設定されています。
さらに、先進運転支援として新世代のステレオカメラの採用により、交差点進入時や横断歩行者、対向車への検知を拡大。側後方支援や渋滞時アシストなども搭載しています。
キャブ形状も仕向地によって異なりますが、ベーシックな2ドアのシングルキャブと、シート後部にスペースを設けたエクステンドキャブ、4ドアのダブルキャブを用意しています。
そんなD-MAXですが、いすゞは2024年3月、タイの「バンコク国際モーターショー」で新型D-MAX EVを世界初公開しました。
いすゞ初の1トン積みピックアップトラックのバッテリーEVで、通常のD-MAXのタフな基本性能を踏襲しつつ、BEVとして商用・乗用の幅広いニーズに対応できるよう開発したと言います。
パワートレインは、モーターと駆動部を一体化した新開発のeアクスルをフロント・リアにそれぞれ搭載。フロント40kW・リア90kWのモーターを搭載するフルタイム4WDとし、システム最大出力は130kW(約176馬力)・最大トルク325Nmを発揮。
これに66.9kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、最高速度は130km/h以上をマークします。航続可能距離は300km以上が実証されているとしています。
さらに、堅牢なフレームとボディの設計により、最大積載量は1トン、最大けん引能力は3.5トンと高い牽引能力を確保。実用に耐えうるスペックとなっています。
その一方、BEVらしいリニアな加速感、低騒音・低振動を両立させています。
エクステリアでは、分厚く存在感のある新形状のV字型グリルや3つのキャラクターランプを備えるヘッドライト、L字型が3つ連なった新デザインのテールランプを採用。
V字型グリルやヘッドライトインナー加飾にはブルーのアクセントカラーが配すことで、電動化と先進感を感じさせます。
ノルウェー仕様では5人乗りのダブルキャブ、2人乗りのエクステンドキャブを用意し、価格は74万9900クローネ(約1003万円)から85万9900クローネ(約1150万円)に設定。
なお新型D-MAX EVは、英国や豪州、タイなどの地域でも各地域での使われ方やインフラ整備状況などをみて、展開を拡大していく方針です。
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