ダイハツが「“新”ハイゼットトラック」を発表! 性能アップした「軽トラックの皇帝」は格安「100万円切り仕様」が“消滅”… 安全性能向上した「仕様変更モデル」103万円から
ダイハツは軽トラック「ハイゼットトラック」を一部仕様変更し、発売しました。
安全性能を向上… 全車「スマアシ」標準に
ダイハツは2025年2月25日、軽トラック「ハイゼットトラック」を一部仕様変更し、発売しました。
また価格改定も同時に行っています。

ハイゼットシリーズは1960年に登場し、長らく支持を受けている軽商用車シリーズです。
このうちハイゼットトラックは、軽トラックの大定番として知られ、記録のある2017年から2024年まで、軽トラックの販売台数ではダントツ1位となるなど「軽トラックの皇帝」のような存在感を放ちます。
また、農業や配送などの業務ニーズのほか、近年は一般ユーザーからも趣味の道具としても人気を集めています。
現行型は2014年に登場した10代目。積載性や耐久性、防錆性などの基本性能を向上させたほか、新開発プラットフォームによる乗降性の向上、安全性のアップも図っています。
2018年には衝突回避支援システム「スマートアシスト」を設定し、さらなる安全性能の向上を図りました。
ラインナップは通常のハイゼットトラックに加え、ダンプやリフト、保冷・冷凍仕様、パネルバンなどの特装車を設定。さらに、居住部を延長し、シートリクライニング機能などを追加した「ジャンボ」仕様車も用意しています。
パワートレインは660ccの自然吸気エンジンに5速MTまたは軽トラック初のCVTを組み合わせ、駆動方式はFRに加え、2タイプの4WDを用意。
ダイハツによると今回の仕様変更では、側面衝突の乗員保護基準に適合するため、インテリアのピラー部に樹脂ガーニッシュを追加。
また、コーナーセンサーのスイッチ変更とメーター表示の追加を行ったといいます。
さらに、グレードの整理も行い、スマートアシスト非装着車の設定がなくなり、ベーシックな「スタンダード」および「ハイルーフ」グレードでは、100万円を切るモデルが消滅しています。
今回の仕様変更とともに、原材料費の高騰などから車両本体価格の改定も実施。価格(消費税込)は102万8500円から152万9000円に設定されています。
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