トヨタ、新型「ダイナ/トヨエース」5月から発売 燃費は従来型から約9%向上
ディーゼルハイブリッドの制御システム改良に加え、トランスミッションも5速AMTから6速AMTに変更された、トヨタの新型「ダイナ/トヨエース」発売です。
トヨタが2t積の小型トラック「ダイナ」「トヨエース」を改良
トヨタは、2018年5月7日(月)から同社が展開する小型トラック「ダイナ」と「トヨエース」の2t積系を一部改良し発売します。
販売会社は、「ダイナ」が全国のトヨタ店(大阪地区は「大阪トヨペット」)、トヨエースが全国のトヨペット店(大阪地区は「大阪トヨタ」)です。
トヨタは今回、ディーゼルハイブリッドワイドキャブ車のハイブリッド制御システムに改良を加えたほか、トランスミッションを5速AMT(セミオートマチックトランスミッション)から6速AMTに変更することで、燃費を従来型と比べて約7〜9%向上させたといいます。
また、「準中型自動車免許」に対応する車両総重量の上限を7.5t未満とした車型のラインアップも設定しました。
メーカー完成特装車(TECS)においては、ベース車と同じ改良を行っています。加えて、ダンプは4t積ワイドキャブ車を新たに設定します。新設定の車型は、環境性能で「平成28年排出ガス規制」に対応しているため、「環境対応車 普及促進税制」により、自動車取得税と自動車重量税が減税されます。
価格(消費税込)は、ダイナ、トヨエースともに最大積載量に応じて、カーゴ(ディーゼルハイブリッド)が526万5000円から557万9280円。ダンプ(ディーゼル車)が623万1600円から757万8360円となっています。
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