“15年ぶり”全面刷新のトヨタ新型「“7人乗り”SUV」に反響多数! 旧車デザインも採用の「ハイラックス後継機」に「カッコイイ」の声! カクカクボディもイイ加国の「4ランナー」が話題に
トヨタのカナダ法人は、2024年12月10日、新型「4ランナー」の価格とグレード構成を発表しました。このクルマについて、日本国内でもさまざまな反響が出ています。
ハイラックスサーフ後継車!?
トヨタのカナダ法人は、2024年12月10日、新型「4ランナー」の価格とグレード構成を発表しました。
ハイラックスサーフ後継車たるこのクルマについて、日本国内でもさまざまな反響が出ています。

4ランナーは、トヨタが製造、販売しているSUV。
初代モデルが登場したのは1983年で、日本国内では「ハイラックスサーフ」という車名で1984年から販売されていました。
日本国内での販売は、2009年に4代目モデルの生産終了とともに終了。モデルチェンジを控えていた、同じくトヨタのSUVである「ランドクルーザープラド」に統合される形での販売終了でした。
2009年以降も海外では4ランナーとして販売が継続され、今回6代目モデルの価格とグレード構成がカナダで発表されたのです。
ボディサイズは、全長4950mm×全幅1981mm×全高1844mm(ルーフレールを除く)、ホイールベースは2850mm。
エクステリアは、無骨でワイルドでタフな印象でまとめられ、リアクオーターウインドウに4ランナーの伝統的な形状をのこすことで、クラシカルな雰囲気と現代的で洗練されたスタイルを両立させました。
上記のリアクオーターウインドウには、初代モデルと同じパワーウインドウを採用し、初代モデルへの敬意を表しているのも見どころです。
プラットフォームには、トヨタのSUVである「ランドクルーザー」や「セコイア」、同じくトヨタのピックアップトラックである「タコマ」や「タンドラ」にも採用されている、「TNGA-Fグローバルプラットフォーム」を採用。
フレームクロスメンバー(車体の骨格部品)を強化することで耐久性が向上しているほか、レーザー溶接を施した高張力鋼板を使用して、ボディの剛性を高めています。
さらに、ボディにアルミニウムを使用し、軽量化も図られました。
パワートレインは、「i-FORCE(アイフォース)」と「i-FORCE MAX(アイフォースマックス)」という、2種類の2.4リッター直列4気筒ターボエンジンを用意。前者は最高出力278馬力・最大トルク430Nmを発生し、後者は最高出力326馬力・最大トルク630Nmを発生します。
駆動方式は2WD、パートタイム4WD、フルタイム4WDの3種類が用意され、フルタイム4WD仕様のモデルには電子ロック式センターデフ(前輪と後輪への駆動力の配分を調整し、スムーズな走行を可能にする装置)が採用されているのもポイントです。
そのほか、ボタン1つで操作できるスタビライザーディスコネクト機構を搭載することで、オフロードの走破性を高めました。
発表されたグレード構成は、アイフォースを搭載したモデルが「SRS」、「TRDスポーツ」、「リミテッド」、「TRDオフロードプレミアム」の4つ。
アイフォースマックスを搭載したモデルが「TRDオフロードプレミアム」、「TRDプロ」、「トレイルハンター」、「プラチナ」の4つです。
上記のうち、SRSとリミテッドが7人乗りで、残りのグレードは5人乗りとなっています。
トレイルハンターは、オフロード走行用に特別に設定された新たなグレードであり、トヨタがいろいろなオフロード用パーツメーカーと協力したことで登場しました。足回りはトーヨー「オープンカントリー」オールテレインタイヤに、専用18インチアルミホイールを組み合わせています。
価格は、5万4200カナダドル(約583万9128円)から7万3698カナダドル(約793万9706円)での販売です。
このような特徴を持つ新型4ランナーに対し、現在日本国内でさまざまな反響が出ています。
まず見られるのが、「新型のデザインはかなり好き。めっちゃ気に入ってる。ランクル以上の力強さを感じるよね」「カッコ良すぎやろ」「いいよなぁ…」という、見た目を称賛する声。
SUVらしいゴツゴツしたデザインを、かっこいい、好きだと感じるユーザーは日本国内にも多いようです。
次に見られるのが、「欲しい」「かっこいい!! ぜひ日本にも!」「最高かよッ! ハイラックスサーフ本気で日本市場への再導入を考えてほしいな…」「カッコ良すぎるぞい…日本にもきてくりー」という、日本国内での販売を望む声。
かつては日本国内でも販売されていた経緯がありますが、先述したように2009年の4代目モデル終焉とともに、ハイラックスサーフとしての販売は終了しています。
今後の再導入についてもトヨタからの正式発表はなく、今のところはあまり期待できない状況です。
そして見られるのが、「輸入したらおいくらかしらん?」「日本で出ないのか? 出たら絶対買うのに(500万以下なら)」という、価格を気にする声。
同じ車種でも海外仕様と日本仕様では価格が違ってくるため、仮に今後日本で発売されるとしたら、上記のユーザーの望みどおり500万円以下で売られる可能性もゼロではないでしょう。
※※※
2009年の5代目モデル登場以来、約15年ぶりにフルモデルチェンジが行われた、4ランナー。
日本市場から撤退してかなりの年数が経っていても、再登場を強く望むユーザーが一定数いることがわかります。
価格面も含めて上記のユーザーたちの願いが叶うかどうか、今後のトヨタの動向に注目です。
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