日産「マーチ復活」「エルグランド全面刷新」に期待! ファンからは「遅すぎ」の声も… 25年26年に注目の新モデルとは
2025年2月13日は「2024年度第3四半期決算発表」を実施。そのなかで長年フルモデルチェンジが期待されていた「エルグランド」らしきモデルの姿がありました。
決算発表で明かされた今後の日産ラインナップとは
かねてからフルモデルチェンジが期待されている日産のフラッグシップミニバン「エルグランド」。
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2025年は現行が登場してから15年目を迎えるロングライフモデルです。
そんなエルグランドがいよいよ待望のフルモデルチェンジを迎えるかもしれません。

現在「高級ミニバン」と言われる市場は、元々1997年に初代エルグランドが登場したことで開拓されました。
当時は「キングオブミニバン」として称され、大きなボディサイズに広く快適な室内空間を誇るなど、それまでにはなかったコンセプトでした。
その後、ライバルとなるトヨタ「アルファード(2002年)」、その姉妹車のトヨタ「ヴェルファイア(2008年)」も登場。
またホンダ「オデッセイ」はミニバン市場の先駆者として1994年に登場しており、モデルチェンジ毎に高級志向に移っていったことで、いまでは同社の高級ミニバンとして位置づけられています。
こうした高級ミニバン市場の歴史において、2015年頃から「アルファード一強の時代」が訪れます。
それは現在でも続き「高級ミニバン=アルファード」というイメージも定着するほどでした。
一方でエルグランドの現行は2010年8月に3代目として登場しています。
現在まで度重なる改良やマイナーチェンジを実施してきましたが、強敵となるアルファード/ヴェルファイアが2023年にフルモデルチェンジし、さらなる販売増となっています。
一方でいまでもエルグランドを支持するファンは少なくありません。
ただそれらのファンからは「もうフルモデルチェンジはしないのか」という声が度々聞かれていました。
そうしたなかで日産は「ジャパンモビリティショー2023」にて、どこからどう見ても次期型エルグランドと思わせる「ハイパーツアラー」を世界初公開。
公開時には「日本ならではのおもてなしの精神や上質さ、そして自動運転をはじめとする数々の先進技術を融合したプレミアムEVミニバンです」と説明しています。
これにより一気に次期型エルグランドの登場に期待が寄せられていましたが、2024年には公式アナウンスはありませんでした。
また2024年中頃から「日産の経営状態の悪化」、「ホンダとの経営統合」などの話が注目され、次期型エルグランドをはじめ既存モデルの刷新がどうなっていくのか不透明な状態に。
そうしたなかで2025年2月13日は「2024年度第3四半期決算発表」を実施。
奇しくもこの場で「ホンダとの経営統合」はなくなり、業務提携の話が進んでいくことが明らかになっています。
そしてこの決算資料には2025年から2026年における日産のグローバルモデルの状況が示唆されました。

決算資料では、「ローグ(日本名エクストレイル)」に「PHEV」と「e-POWER」が2025年度に追加されること。
またSUVになると噂される「リーフ」のフルモデルチェンジと、かねてから次期「マーチ(マイクラ)」と期待される「コンパクトEV」が2025年度に登場することも明かされました。
そして、「モデルラインナップの刷新」として記載されたのが車名が不明の「軽自動車(2025年度)」と「大型ミニバン(2026年度)」です。
日本独自の規格となる軽自動車のラインナップは「デイズ」「ルークス」「サクラ」となり、これらのどれかと見られます。
そして日産の大型ミニバンといえば、もはやエルグランドしかありません(海外の商用バン除く)。
そんな吉報から約1周間。日産販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
関東圏の日産販売店は次のように話しています。
「発表後にはいくつかエルグランドに関してお問合せを頂きました。
ただあくまで『大型ミニバン』としか明かされておらず、詳細もわかりません。
また昨今の様々な事情もあり、本当に26年に登場するのかもわからない状況です。
ただ長年待たれているお客様からは『やっと現実味が帯びてきた』という声や『まだ2年くらいかかるのか』など様々な声を頂いています」
また関西圏の日産販売店は次のように話してくれました。
「決算発表でいくつかの新型車に関するアナウンスがありました。
いまの状況ですので、少しでも明るい話が出るだけでも嬉しい限りです。
日本に関する話ではリーフや軽自動車、大型ミニバンが関連すると思います。
ただ、どれも現状売れ筋というほどでもないので、もう少しわかりやすい起爆剤が欲しいのが正直なところです。
仮に大型ミニバンがエルグランドだったとして、それは大きな話題となりますが、販売面ではアルヴェル人気もあり、それほど起爆剤にはならないです。
また今でも発売15年目となるので、『2026年度に生産開始』ということは下手すると2027年に発売という可能性もあります。
そのため、お客様からは『遅すぎる』という声が聞かれます」
※ ※ ※
このようにエルグランド自体がフルモデルチェンジするということに関しては期待する声があるものの、そもそも15年フルモデルチェンジしなかったことに対しての影響のほうが大きいのかもしれません。
今後、日産がどのような形で再起していくのかわかりませんが、日本市場のユーザーからすれば日本イチの軽自動車ホンダ「N-BOX」に負けない「軽自動車(ルークス?)」の登場。
ノートよりも手軽で扱いやすい「マーチの復活」、電動パワートレインで魅力が増した「エクストレイル」の登場。
EVの先駆者を誇れる「リーフ」、そしてトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」よりも魅力的な「エルグランド」などの布陣が揃うことを期待せずにいられません。
ばかですね~
こんな、写真のようなモーターショの車が出せるぐらいなら、日産は、何度も、何度も、やっちまった日産になる事も無く、会社の建て直しはできていますよ。
本田に乗っ取られる心配もなかったでしょう。
予想するコメンテータ妄想の世界ですね。
今更アルヴェルに対抗する高額モデルより、庶民向けの使い勝手の良い5ナンバーサイズを出せよ!って話。
e-powerに拘り過ぎが一番問題。大して燃費良くないし、システムトラブルで全く動かなくなる。
普通のハイブリットにしてくれればエンジンで動けるのに