ホンダ新型「赤いプレリュード」日本初披露! 歴代モデル意識!? 復活のプレリュード、雪上の印象は? 北の大地で“ほぼ量産車”を先行試乗
北の大地・北海道でホンダが今秋発売予定の新型「プレリュード(プロトタイプ)」を試乗してみました。果たしてどのような印象だったのでしょうか。
ホンダプレリュード「ほぼ量産車」に初試乗
2025年秋に発売されるというホンダ新型「プレリュード」。
【画像】超カッコいい! ホンダ「新型プレリュード」を画像で見る(30枚以上)
ホンダの名車がいよいよ復活を果たしますが、先行して北の大地・北海道で試乗することが出来ました。
果たしてその印象はどのようなものだったのでしょうか。
![今秋発売のホンダ新型「プレリュード」 その走りは?[画像:本田技研工業]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/02/20250212_Honda_PRELUDE_001-1.jpg?v=1739346083)
ついに、新型プレリュードの「ほぼ量産車」に試乗することができました。
今秋の発売前なので、プレリュード プロトタイプという名称になっていますが、内外装ともに「ほぼ量産」という状態。
しかも、走行したのは北海道の雪道です。
今回の試乗では、改めてプレリュードというクルマの歴史を感じ、さらに将来のプレリュード像について考える良い機会になりました。
北海道旭川市街地から北へクルマで約30分、ホンダの研究開発拠点である「鷹栖プルービンググランド」。
ここは毎年11月から4月まで雪が降り、寒い時期にはマイナス20度を下回るような厳しい気象環境にあります。
ただし、今回の試乗実施中は、時折日が差す状態で、この時期の鷹栖にしては気温は高めのマイナス1度前後という気象状況でした。
現地に到着すると、目の前には赤いボディ色のプレリュードが出迎えてくれました。
2025年1月の東京オートサロンでも、プレリュード プロトタイプのエアロ仕様が初お披露目され、多くのホンダファンが注目を集めたところです。
今回の赤いプレリュードは、歴代プレリュードのイメージを踏襲したアレンジ。なお赤いボディカラーをまとった仕様は日本初披露です。
ブラックのホイールから除く、ブルーのブレーキキャリパーがプレリュード全体をキリッと引き締める視覚的な効果を感じます。
試乗車は左ハンドルなので、左ドアをあけると、シートを含めてインテリアは量産車そのものに感じる出来栄え。
シートに着くと、2ドアスポーティカーが持つワクワク感と、上級クーペの上質さが全身を覆います。
Dレンジボタンを押してから、助手席の開発担当エンジニアに「先日の栃木で乗った時、あまりに気持ち良くて…」と新型プレリュード初体験について報告しながらワインディングコースに向かって行きました。
「先日の栃木」とは、2024年12月に栃木県内のホンダ関連施設で実施された「Honda e:HEV Biz & Tech Workshop」のこと。
そこに、エクステリアとインテリアの一部をカモフラージュした、プレリュード プロトタイプがいました。
その時の体験をベースに、今回は雪上ドライブとなったわけです。
ワインディングコースで、まず感じたのは「接地感の良さ」です。
駆動方式はFFなので、基本的には路面とクルマとの接地感は主に、ステアリングで感じますが。
さすがに「ベースがシビック Type R」。四輪の接地感をカラダ全体で受け止められるような感覚があります。クルマの動きの先読みがしやすい、という感じ。
パワートレイン、TSC(トラクションコントロール)、そしてハンドリング制御については「(現行の)シビックをベースにプレリュード向けにセッティングしています」(前出のエンジニア)とのことです。
走行モードは、コンフォート、GT、そしてスポーツの三段階に切り替え可能。そこに、「Honda S+Shift」が設定できます。
3モードx「Honda S+Shift」のON/OFFで、全部で6パターンが楽しめます。
最初の1周は、「クルマとしての素の状態」をチェックするため、コンフォートモードでHonda S+Shift をOFFでの走行。
スポーティな2ドア車としては、サスペンションは硬くなく、乗り心地が良く、ゆったりとした気持ち。
それから、ステアリングにあるマイナスのパドルシフトを長引きすると、減速度が6段階に変更できるようになります。
最大で減速Gは0.2Gになり、EVのようなワンペダルでアクセル操作が可能に。
同乗エンジニアからは「(この走行条件だと)5段階目が走りやすいと思います」とのアドバイスを受けました。
コーナーの進入時に強めの減速Gがかかっても、後輪の接地感が十分で、アンダーステアを強く感じることはありません。
この減速度固定は、プラスのハドルシフトを長引きすると元の状態に戻る仕組みです。
モーター取っ払ってシビックtypeRのターボ6速MT積もうぜ
ときより日が指す
↓
時折陽が差す
でおねしゃす
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。