30年前の「“100系”ハイエース」が復活!? レトロ内装がめちゃ懐かしい「リンドバーグ」公開! トイファクトリーが「“初代”キャンピングカー」を出展した理由とは
家族の絆を感じさせる「ライオン・キング エディション」登場
トイファクトリーでは現行型ハイエースをベースにしたキャンピングカーを主力としており、「コルドバ」「バーデン」など、数多くのバリエーションを展開しています。
そのひとつである「バレイア」は、大容量のラゲッジスペースと高い居住性を両立。長期旅行や趣味を楽しむユーザーに最適なキャンピングカーです。

そして2024年12月、バレイアの「ライオン・キング エディション」が発表され、JCCS2025で展示が行われました。
JCCS2025初日の1月31日から、30台限定で販売をスタートしています。
ライオン・キング エディションは、同社とディズニーのコラボモデルとしては第4弾。ディズニー映画として1994年に公開され、のちに劇団四季のミュージカルとしても親しまれる「ライオン・キング」の世界観を内外装に反映しています。
特にインテリアには、アフリカやサバンナ、ジャングルにいるようなファブリック生地、オレンジとグリーンの色遣い、赤茶けた大地を感じさせるオレンジのベッドマットをあしらい、大自然・アドベンチャー感いっぱいの仕様に仕上がっています。
そしてフロアカーペットにも登場キャラクターのシンバ、ティモン、プンバァ、ザズーの絵柄や足跡を刺繍で立体的に描写。
バオバブの樹に見立てたハンガーラック、間接照明によって地平線から浮かび上がる太陽を表現したベッドサイド装飾のほか、シンバとナラが描かれたプレート、シンバとその父のムファサの背中を描いたアートなどを各部に配しています。
ライオン・キングのファン、ディズニーのファンにはたまらないキャンピングカーといえるでしょう。
外装は、フェンダーアーチやルーフラック・サイドラダーやクロカンタイヤを装着して大地を駆け抜けるオーバーランダーを想起させるタフなスタイルに。
ボディカラーは2種類あり、ベージュメタリックには大柄でダイナミック、ワイルドなアフリカン幾何学柄を、ホワイトパールでは繊細で上品な植物モチーフの幾何学柄を配しています。
親子でキャンピングカーに乗って海や山に行く経験は、親子の絆を深め、親子にとって忘れられない思い出になります。
ライオン・キングは家族の絆の物語。トイファクトリーでは、それがライオン・キングをテーマに選んだ理由であると説明しています。
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家族で作り上げたキャンピングカーを発祥とするトイファクトリー。家族の絆を感じさせるライオン・キングエディションとの並びからは、同社の変わらぬ理念を感じることができました。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。

































































































