スバルが「“ハイパフォーマンス”なWRX」実車公開! クールな金属調ボディ×過激エアロがスゴい! 300馬力にブーストした新型「S210」大阪で初登場!

STIコンプリートカー「S210」の実車が「大阪オートメッセ2025」で公開されました。8年ぶりに国内で販売される「Sシリーズ」の高性能セダンですが、どのような特徴があるのでしょうか。

「マグネタイトメタリック」の「S210」初登場!

 スバルおよびSTI(スバルテクニカインターナショナル)は、2025年2月7日に開幕した「大阪オートメッセ2025」において、STIコンプリートカー「S210」(プロトタイプ)の実車を公開しました。
 
 S210は、同年1月に開催された「東京オートサロン2025」にて世界初公開された「Sシリーズ」のコンプリートカー。国内向けの同シリーズは8年ぶりとなり、2025年夏に500台が限定販売される予定です。

8年ぶりの「Sシリーズ」として日本発売される「S210」
8年ぶりの「Sシリーズ」として日本発売される「S210」

 S210は現行「WRX S4」をベースとし、STIが参戦するニュルブルクリンク24時間耐久レース(以下、ニュル24時間)で培った知見が盛り込まれました。

 外観は、フロントアンダースポイラーやドライカーボンリアスポイラーなどSTIエアロパーツに加え、STIスポーツサイドガーニッシュ、STIフレキシブルパフォーマンスホイールなど、ニュル24時間への参戦で得られた技術やノウハウが注入されたパーツを装着。

 インテリアもニュル24時間レースのマシンの特徴を取り入れており、ブラック基調の内装とすることで運転に集中できる空間を実現しました。

 また、レッドカラーのプリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルトや各所インテリアパーツにステッチを加えるなど、走りへの期待感と所有感を満たす仕立てとなっています。

 さらに、フロントシートは新開発のRECAROカーボンバックレストシートを搭載。電動リクライニングやシートヒーターも備わり、ホールド性はもちろん、快適性も確保しました。

 走行性能パワートレインにまで手が加えられており、走行性能が向上。WRX S4の2.4リッター直噴ターボエンジン(FA24型)をベースとしながら、吸気系統ではエアクリーナー、吸気ダクト、ターボ前ダクトを新開発しています。

 さらに排気系統では、新開発の大口径テールパイプを備えた低背圧パフォーマンスマフラーと、砲弾型チャンバーを備えたエキゾーストパイプリヤを採用し、吸排気抵抗を低減しました。

 加えて、ECUに専用チューニングを実施。最高出力は、ベース車の275馬力に対して、S210は300馬力(開発目標値)にパワーアップしており、アクセル操作に対するリニアなトルクレスポンスによって、安心かつ気持ちの良いアクセル操作が可能なエンジン出力特性を実現しています。

 トランスミッションは、Sシリーズ初となる「スバルパフォーマンストランスミッション」(CVT)を搭載。変速特性をエンジン出力特性に合わせてチューニングすることで、素早い変速レスポンスと高い操縦性を可能とする駆動力特性としました。

 足回りには、前後で異なる形状で、タイヤの接地面積を最適化するSTI製フレキシブルパフォーマンスホイールを装着。専用チューニングの電子制御ダンパーとコイルスプリング、新開発のリヤスタビライザーブッシュを採用しています。

※ ※ ※

 東京オートサロン2025で世界初公開されたS210は、青が鮮やかな「WRブルー・パール」に身を包んだ車両でしたが、大阪オートメッセ2025では、「マグネタイトメタリック」の車両が初公開されました。

 金属感のあるクールな印象のボディカラーですが、足元の赤いブレーキキャリパーがより一層映え、多くの来場者から注目を集めていました。

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