街でよく見る「黄色い“縁石”」どんな意味? 「実線」「点線」何が違う!? ちゃんと見ないと「うっかり違反」の可能性も? 謎の「黄色サイン」とは
道路と歩道の境目にある縁石を黄色く塗っている箇所があります。実線で塗られているほか、破線になっていたりする場合もありますが、それぞれどのような意味があるのでしょうか。
道路と歩道を分ける「縁石」に黄色い線が入っていたら!?
道路の縁石に黄色く塗られている部分を見かけることがありますが、これは単なる注意喚起としてペイントされているわけではないようです。
縁石の黄色いペイントには、一体どのような意味があるのでしょうか。
![「黄色い縁石」には重要な「意味」があった!?[イメージ画像:PIXTA]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/02/20250206_Traffic_Road_pixta_104211091_001.jpg?v=1738828066)
道路脇にクルマを寄せる際には、縁石に乗り上げたりボディサイドやホイールを傷つけたりしないよう注意が必要です。
縁石はコンクリートなどで作られた棒状のブロックで、車道と歩道や安全地帯などを区切るために設置されています。
クルマが歩道へ誤進入するのを防止したり、歩行者が車道にはみ出すのを防いだりする役割があります。
なかには黄色くペイントされた縁石を見かけることがありますが、これは単に縁石があることを示す注意喚起ではありません。
黄色く塗られた縁石は「路面標示」のひとつであり、道路交通法上の規制表示にあたります。
さらに、このペイントには実線と破線の2種類があり、それぞれ示す意味が異なっているため注意が必要です。
まず、縁石に一定区間に線の繋がった「実線」は、その場所が「駐停車禁止」であることを示しています。
一方、ペイント部分と空白部分が点線状に繋がった「破線」が引かれている場所は「駐車禁止」となっています。
そのため、縁石にこういったペイントがある場所でクルマを停めようとする時にはよく確認しましょう。
これらの場所での駐停車は、駐車禁止違反または駐停車禁止違反として取り締まりの対象となります。
普通車の場合、駐停車禁止場所での違反は違反点数3点と反則金1万8000円、駐車禁止場所での違反は、違反点数2点と反則金1万5000円をそれぞれ科せられるおそれがあります。
さらに縁石への路面標示に加えて、青地に赤い斜線やバツマークを組み合わせた規制標識が設置されており、この2つの組み合わせによって、駐車/駐停車ができないことを示しています。
道路上にクルマを停めようとする時は、道路標識と路面標示のそれぞれを、広い視野をもって確認することが大切です。








































