新車250万円! ホンダ「“イチバン安い”フリード」がスゴい! でもトヨタ「シエンタ」最安モデルより「40万円以上」高い!? ちょっと値段アップも「狙い目」な理由とは
ライバル「シエンタ」には約200万円のモデルもあるが……
一方、最大のライバルであるトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」の最廉価グレード「X」は、203万5200円(7人乗り・ガソリン車・2WD)と、フリード AIRに対し50万近く差があります。
![ライバルのトヨタ「シエンタ」最廉価版との違いとは[写真は「フリード AIR e:HEV」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/02/20250203_HONDA_FREED_AIR_001.jpg?v=1738572575)
ただ、基本的な先進運転支援機能こそ上位グレードと変わらず標準装備であるものの、シエンタ Xで選べるボディカラーの種類は4色のみで、グリルモールはブラック塗装となり、ターンランプとクリアランスランプはバルブ式に変更されます。
運転席アームレストやディスプレイオーディオは非装着でパワースライドドアは助手席側のみ、マニュアルエアコン&ダイヤル式コントロールになるなど、装備も割り切られています。
その点フリード AIRでは、シエンタと同様に安全装備は全グレードに標準装備したうえで、外観の変化は最低限になるよう抑えられており、需要の高いであろう一部の贅沢装備はきちんと残されています。
削られたアイテムの中でいえば、運転席&助手席シートヒーター、リアクーラー、オートリトラミラーあたりの有無が人によっては気になるところでしょうか。
車両価格を抑えたうえで、所有する満足感は薄まらないようにしっかりと考え抜かれているグレードといえそうです。
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そんななかホンダから、2025年2月6日よりe:HEV車のみ、新たな外装塗料を採用する一部改良を実施するとともに、価格改定を実施するとの発表がありました。e:HEV車各グレードで16万5000円高となります。
材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴う変更だといいますが、ガソリン車に関しては価格・機能ともに変更がない点はひと安心といえそうです。
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